#0330-0402 きづいたらもう4月

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#0330

おそおき。アウシュビッツ後、クラクフに戻り、ブックカフェに行き、一緒にきてる子とごはんをたべ、同じホステルに泊まってる日本人とお酒を飲んだ夜。いまがいちばんたのしいって言っていたお姉さん。

特にやることはずっとないけど、やっとクラクフの街をぶらぶら歩く。すごい、THEヨーロッパってかんじ。すごい。クラクフのセンターからすぐのところに、こんなに歩いてたのしい、昔の建物がいっぱいあるようなところがあるのがすごいなあ、と。

ポーランド料理で出てくるピザパンみたいなのを食べる。オーダーするのにと、食べ物受け取るのに30分は並んだ気がする。鳩がいっぱい。人に慣れてる系鳩。

またブックカフェに行く。毎日2万歩くらい歩いてる。足がつかれた。やることがないなあ、と思う。わたしはやっぱり、ずっと自由に旅する、旅するって言うか観光するっていうのは向いてないんだろうなあと思う。学校が終わった後の過ごし方をよく考えよう。

夜はアジアン料理。パッタイ!と思って頼んで一口、これはパッタイではない。と結論付ける。また違う、アジアっぽい味の麺類。

#0331

今日からサマータイムということに気づく!いつのまに!1時間損してる。日本との時差が7時間に。サマータイム、頭ではわかる気がするけどとても不思議。

今日がイースター当日らしい。お店がめっちゃ閉まってる!すごいなあ、クリスマスれべるで大きいイベントなんだなあ~。教会に、木のバスケットを持った、正装っぽい格好したひとたちがいっぱい入ってって、お祈りしてて、イエスの像にキスとかしてて、ほお~文化~とおもう。たぶんちゃんとした日?なんだけど、ふつうに、わたしみたいな観光客にも教会は開かれていた。いろんな教会に入ったけど、それぞれ建築とかがちがくっておもしろかった。なんかちょっとモスクを感じる教会もあったり。

あるいて1時間くらいかけて水辺のある公園に行き、いいかんじのベンチで本を読みながら2時間くらいのんびり。家族連れ、お犬連れがいっぱいくる。これがイースターの過ごし方なのかな~とか想像する。それにしてもポーランドずっといい天気。あつかった~やけたな~。川沿いの道でまた本を読みながら休憩。

そして空港へ行き、デンマークへ飛ぶ。デンマークの空港、デンマークって感じ。余白の使い方がちがうわ。23時半くらいに学校につく。

#0401

おきたら12時すぎ、びっくり。ひたすらダラダラ、よるは日本人であつまってお土産シェアしたり、アウシュビッツのこと話したり、そこからなんかいろんな話をした。刑罰とか、サイコパスとか、友達の求める役割とか、とかとか。おもしろかった。

#0402

日本人授業。オーフスの美術館に行き、ストリートフードを食べ、Generation house という、いろんな人たちが住んでいるというアパートメントに行く。案内していただく予定だった人の調子が悪く中には入れず、残念。オーフスの新しくたくさんのマンションが建ってるエリアにできた場所で、そういう新しい場所って基本とても高くてリッチな人しか住めない。から、政府の援助も受けながら、割と家賃を安く、そしていろんな人(学生、年金生活者、障がい者とか)が住んでて(たぶんそれぞれ住める人数割合が決まってる)、シェアキッチンとか、コモンスペースがあって、交流できるようなイベントもたくさんやってる、みたいな。なんでこれができたのかは、都会はどんどん人々が孤独になって、若者の精神的落ち込み?みたいなのが問題になってるから。社会は本来はいろんな人と出会う場所なのに、リッチな場所はリッチな人しかと出会えないみたいに閉鎖的になっていっちゃってるから。らしい。なるほどなあ~。シェアハウスは日本にも割とあるけど、孤独対策とか、インクルーシブみたいな意味で、公的な援助を受けながらやってるところはなさそう?少なそうだなあ?と思う。

道中の車の中で、イギリス出身の先生とおしゃべりする。工業地帯?で生まれたから、自分が町で唯一の大学に行った人だったと。親は教育にはぜんぜん力を入れないし、みんな学校卒業したらそこにある工場で働いて、一生を過ごしていくものだと思ってたし、割とほんとにみんなそうしてるって。先生も一回は工場で働いてて、たのしかった時期もあったけど、ずっとはできないなとおもったと。そこからいろいろあって今はデンマークにいるって。なんか、一回他の世界が存在してることを知っちゃうとさ、もう戻れないよねえ、って話をした。戻れないというか、今までの世界で生き続けることはもちろんできるけど、他も知ってるのにこれでいいんだっけ?っていう気持ちが生まれちゃうから、前とは違うように今までの世界が見えちゃうんだろうなあ~。知らない方がしあわせだったのかなあと思うこともたまにある。そっちの世界線も楽しかったのかもなあ、と。まあこれはすべてたらればの、隣の芝が青く見えちゃう系のおはなし。

オーストラリアでワーホリもしてたらしく、いいよねえというお話をした。ひさしぶりに英語をたくさんしゃべった。

いつのまにか4月だ。そして、明後日にはもう修学旅行に出発。はやすぎだろ!