#0411-0412 修学旅行最終日&翌日

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#0411

帰る日。バスで5時間、フェリーで4時間、バスで3時間で学校に着く。ひたすら移動。来た時とまったく同じルートで、同じフェリーに乗って同じビュッフェを食べてる時、あーなんか、来る時よりも、居心地よくなってるなあ~と感じる。ビュッフェ食べ終わって寝る時も、来るときはみんなから離れた場所を探して静かに寝てたけど、今回はみんなが集まってるところで寝てた。気持ちの変化。完全に安心安全、ホームって訳ではないけど、ホーム感はとても増した。知ってる人たち、話したことある人たち、おしゃべりしたいと思える人たち。フェリーのデッキに出て、ぼーっと海を眺める時間もよかった。あ~いい時間だなあ~と。

帰りにちょっとしたハプニングがあったけど、その対処法が、あーなんか、これがこの学校なんだろうなあ、ととても思った。なんとかなるよ、なんとかするよ、大丈夫大丈夫、大丈夫じゃなかったらまた考えよう、と。いつか誰か先生が言っていた、Det finde vi ud af(Google翻訳で、We'll find out)って言葉、こういうことなんだなあ、ととても思った。あと、みんなめっちゃふざける、いい意味で。じゃあもうこうしちゃおうぜ!みたいなのを、ずっとジョーク言ってる。渦中にいる人はそれどころじゃないよ、ってなりそうだけど、でも、これが困難があった時の立ち向かい方でもあるんだろうなあ~と思うなど。

いい修学旅行だった?と聞かれたら、うん!!って答えられるくらいにはいい時間だった。あの、40人弱くらいの人数がまたちょうどいい。なにが良かったかなあ。もくもくとみんなで歩くクロスカントリースキーがたのしかった。ずっと天気がよかったのもよかった。ごはんたべおわったあと食堂で、のんびりおしゃべりする時間もよかった。アシスタントの人たちが、日々こんなにいろんな介助をしてるんだ~っていうのを見れたのもよかった。デンマーク人のキャラがなんとなく見えた人がいるのもよかった。あとは、そうだ、これが、デンマーク人のユーモア、アイロニーってやつか!!っていうのをなんとなく掴めたのがよかった。アイロニーってそのまま訳すと皮肉だけど、皮肉というよりは毒舌がしっくりくるな。これがここのユーモア文化。ブラックジョークとかそういうのなんだろうなあ。あとは、英語に訳してくれない?って自分から頼むハードルが下がったのと、英語で話しかけてくれることのハードルも下がった気がするのもよかった。やっぱり、なんでもかんでも、慣れとか、過ごした時間とか、きっかけとかそういうので大きく変わるんだろうなあ~嫌いとか話したくないとかじゃなくって、シンプルに知らないっていうので大きな壁を感じるはあるなあ、と。しみじみ。

これが日常にもどって授業とかでできるかはわからんけど、でも、このマインドを持てたことは覚えておきたいねえ。

#0412

いちにちフリーかと思ってたら、ちゃんと10時半から集まりがある。さいあく。めっちゃ眠い、みんなめっちゃ眠そう。昨日の今日なのになんかもうちょっと距離を感じる、なんでや。だんだんみんな帰ってきて、大人数になっていく感じ。また戻っていくんだなあ。

一緒に修学旅行いけてよかったよありがとう、というメッセージを送る。ありがとうは積極的に伝えていきたいし、仲良くしていきたいよっていうのも積極的に伝えたいなあと思う。夜はほかの修学旅行に行ってた日本人の子としゃべって、いまこれを書いてる。ひさしぶりにパソコンかたかた、なんか指がなめらかでうれしい。

修学旅行でとった写真をみんなドライブにあっぷしてくれて、たくさん見れてうれしい。いい写真だなあ、楽しかったなあ、と思いながら見返せてうれしい。ノルウェー選んでよかったなあ、そして、いい時間を過ごせてよかったなあ。あした明後日はよくねる。おわり。