#0323-0325 土日が秒だった

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#0323

外であさごはんたべる。太陽に貪欲。夜はパーティー。オークションパーティー。みんながいろんなものを売っていた。一緒に散歩するよ~とか、これが商品になるんだなあってものがいっぱい。あの一晩で、どれだけのお金が動いたんだろう。売り上げは、寄付と、今後の学校でやるフェス?の経費になるらしい。なんか、規模とか本気度がちがうなあ、と事あるごとに思う。

#0324

にちようび。お皿洗いの日。まじでずっとお皿洗い。昨日の今日でみんなお疲れ、私もお疲れ。秒でおわったな土日。なんか寝る前の気分はバッドモード。

#0325

げつようび。今日から3日間連続でつづく授業の日。ペタゴーマッサージ。外部講師としてペタゴーが来てくれて、マッサージを教えてくれて、ペアになってやりあう。これが、ほんとうに、とてもよかった。シンプルに気持ちい。バケツにお湯を入れて足湯しながら足のマッサージ。オイルといい香りのアロマみたいなの入れちゃって。お風呂って良いんだなあと思う。入らないけど。午後は指圧マッサージてきな。いや、指じゃないな、手の甲でぎゅーって押す感じ。

先生(ペタゴー)たちは、普段は虐待を受けた子とか、親と暮らせない子供たちのいるところで働いていて、そこでマッサージを(も?)やっている。辛い経験をした子たちは、人に触られるっていうこと自体に最初は抵抗がある、というか拒否することもあるけど、だんだんだんだん、安心して人に触られることができるようになって、だんだん気持ちも落ち着いてきて、っていうことがあるとのこと。たとえば、すごくアンガーで気持ちが落ち着かなくって、夜も数時間ごとに起きちゃう、みたいな子がいたんだけど、先生がその子に20分とかちょっとずつマッサージを積み重ねていったら、10時間ぐっすり眠れたみたいなこともあったり。外に溢れちゃうフラストレーションがある暴れちゃう子も、マッサージを受けることでそのフラストレーションを体の内におさめる、みたいなこともできるらしく。とっても効果があるのよ、と教えてくれた。

とてもおもしろかった。すごく思ったのは、人に触られるっていいなあ、それだけで安心するんだなあ、ということ。こうやって自分が思うのはちょっとびっくり。ボディータッチ好きじゃないと思ってた、くすぐったがりだし、人との境界線を精神的にも物理的にもしっかり引きたいタイプだと思ってたから。でも、きっとこの学校に来て、ハグとか肩なでなでとかそういうのいっぱい見てたり、たまにしたりされたりして、そのへんのハードルが下がったのかな。とてもほんとうにシンプルに、いいなあと思いました。体温って温かいんだなあ、気持ちいなあ、よいなあ、と。

なんか、だれかのことを支えるというか、目の前のひとが0.0001ミリでも気持ちが楽になるために、言葉を主に使いながら、一緒になにかをしたり、一緒に考えたり、話をただただ聞いたり、そういうことをしてきてて、そういうことが好きだと思ってて。つまり、言葉をつかって誰かのためになれたらいいなと。でも、きょうは、言葉じゃなくっても、ふれるっていうことでもそれはできるし、わたしもやってみたいかもなあと思った。

でも冷静に考えちゃうと、わたしが知っている限りの日本という文化で、ふれるをやるにはリスクも大きいかも。まず、人に触る触られることのハードルが高い、普段から触らないし、こわがらせてしまう可能性も結構ある。うーむ。

でもおもしろかったから、海外、マッサージですぐ思いついた、タイマッサージの学校をしらべる。1か月の留学があって、そんなに高くない。ありだなあ~ タイに一回は住んでみたいと思ってたし。めっちゃあり。この学校が終わって、ヨーロッパが飽きたくらいで、陸路でタイまで向かおうかな。うん、めっちゃあり。

おわったあとさんぽ。ひさしぶりにじっくりさんぽ。ラジオ聞く。若林さんが、娘さんとの一コマをきっかけに、かくれんぼについて真剣に考え、chatGPTにもきき、奥さんとも会議をし、っていう話をしてた。いやあもう最高だなあ。なんかこういうことに真剣にじっくり考えてる人が生きている世界があるんだよな、わたしもそういうところで生きたいな、と思う。私にとってそれができるのは日本語の環境なんだよなあとも思う。最近よくこの、日本語の環境という事を考えてるなあ。一種の逃避でもあるのだろう。ははは。

そんなかんじ。おわり。