小学校の友達に、私ってどんなイメージ?と聞いたら、「ちゃらんぽらん」と返ってきた。妙に納得して、気に入っている。
私は、昨日と全然言ってることが違う。
無鉄砲に決断するので、間違いだらけで、適当だ。
若くて大きな責任もなくて、身軽。
こうゆう人って、信じられないよな。とふと、思う。昔から、人から信頼されるのが苦手だった。
ブレない軸があるように見える人、間違えのない人、大事なものを守る人を見て、「信じられる」と思った。そういう人に、憧れちゃう。
「言ってることと違くない?矛盾してる」「こんなことした人はもう見たくない」「前と変わっちゃった」
誤ると謝るは同じ言葉。間違うこと、そしてそれを訂正することは、悪いこととして捉えられる。もし一度間違えたら、リセットできない。
ブレない、間違いのない、現状を守る決断をするには。行動しないことが第一だ。
ずっと、いつ足元掬われるか分からないという気持ちで、みんなからの白い視線に鈍感になって恐る恐る行動していた。
人と話しているとき、自分の意見を変えてはいけないと思いながら話す。言いたいことを言うだけで、対話にならなかった。
アイデアを考えているとき、自分の今までの枠組みを使おうとする。予想通りのものが出来上がった。
頑固に慎重に、なったほうがいい場面ももちろんある。
でもそんな空気の中で、矛盾しても、変わっていってもよくない?間違えてもよくない?やってみようよって一応言ってくれるギャルを頭の中に飼いたい。
そして、そんなギャルが伸び伸びできる場所が、がんじがらめで、堂々巡りになっている人に見つかってほしいと思う。
piconがそうだ。
試行錯誤が好きで、なんでもすぐ実験して、好奇心旺盛。明日何が起こるか分からない。知らないこと、できないことがたくさんあって、ワクワクする。そんな人と一緒につくっている。信頼しあっている。
そのままでいいよって言ってくれる場所に出会えたから、ギリギリ生きている。
ほんとうに信じられる人って、どんな人なんだろう。分からない。
でも今日のわたしは、こういうふうに思っている。
明日、全然違うしって思えたら、いいなって思う。
楽しみ。終わり。