最近、MIXIのひとたちといる。
MIXIの子会社になったからだ。AI系の既存事業をMIXIメンバーに引き継ぐために、隣の席でわいわいやっている。
MIXIのひとが、、本当にみんな優しい。piconのめちゃくちゃなカルチャーを尊重してくれるし、あったかいし、かっこいいし、頼もしい。
でも、なんかみんな、ちょっともじもじしてるw
面白い話を聞いた。サイバー(Abemaとか)と、DeNA(pocochaとか)と、MIXI。ソシャゲ強いメガベンチャーとして、この3社で比べられることが多いらしい。
サイバーは、クラスの人気者で、社交的なイメージ。DeNAは、学級委員で、優秀なイメージ。MIXIは、クラスにいる、コミュ障。
これをMIXIの人が笑いながら言ってて、妙に納得してしまった。確かに。
お互い近付きたいけれど、どうしたらいいか分からなくて、「あっ。あっ。」ってMIXIでよくなる。。
でも面白いのは、MIXIが1番、コミュニケーションをやりたい会社なことだ。
MIXIのパーパスは、「豊かなコミュニケーションを広げ、 世界を幸せな驚きで包む」
中学のとき流行ったmixiも、紹介文とかコミュニティを通して、身近な人とつながるきっかけをつくるものだった。(みんなマイミクー♪とか懐かしすぎない..?)
今のMIXIを支えてるモンストも、実はリアルな場で友達と協力できる体験を軸にしてつくったのだそうだ。
piconがこれから挑戦する新規事業も、コミュニケーションを豊かにするものをつくろうと意気投合して始まったものだ。
そんな会社が、コミュ障だといわれるのって、意味分かんなくて面白い。
でも、それってもしかしたら、すごいパワーになってるのかもと思った。
自分が困ってるけど、できない。どうしようもないから、なんとかしたい。だからやる。
これが、自分じゃなくて誰かが困ってること、やろうと思えばできることで、誰かがやってくれそう、なんとかしたいとも思わないことだったら。
どんなに優秀でも活躍できないかもしれない。
なんとか人とつながりたくて、でも上手く伝わらなくて、もっとこうなったらいいのにってもがいてる人が集まってる。
なんか、すごく好きだなあって思った。わたしもまさに、ずっとそう思っていたから。
MIXIよりも、他の会社のほうが、よっぽどコミュニケーションは円滑だろう。ビジネスの世界では不効率かもしれない。けど、だからこそつくれるものがあるのかも。
そんな風に思ったし、これからが楽しみになった。そんなお話しでした。