たまに、唐揚げ専門店で唐揚げを買う。
コロナ禍よりあちこちに増えた唐揚げ屋だが、ここ最近は起業ブームも落ち着いたのか閉店するところも増えた。結局は白い鯛焼き屋と同じスキームなわけで、いつかは消える儚い存在だとわかっていた。
それでも、数ある唐揚げ屋の中で一番推していた日光たまり醤油を使った店舗が閉店していたときには悲しかった。ちょっと地元感出しててよかったのに。
仕方がないので「みやまる」という、これまた地元感出してる名前の唐揚げ屋に行った。一度唐揚げの口になったらもう他のものは食えぬ。
某の中で唐揚げといえばホカ弁の塩唐揚げ弁当の唐揚げであった。一口サイズの食べやすいモモ肉。そのイメージで4つ注文したら、果たして某の拳よりちょっと大きいぐらいの唐揚げが4つ来た。
はわわ……
お、おっきい〜
家に持ち帰って昼食をとったものの、白飯茶碗一杯では2つしか消費することができなかった。
もう……
仕方がないな〜!!!
缶ビール(銀色のやつ)を開けた。