技術的負債を返済するためにマイクロサービス、DDDを導入するというのを記事とかでよく見る
しかしそれが「無謀な負債」を新たに生んでいないかは考えたほうがよさそう
新しい技術を導入したときに効果を感じるかもしれないが、それは単に新規に書いたコードだからでは
個人的な体感だと技術的負債の本来の意味である意図して前借りするとかドメインが変わった・理解が深まったということよりも無謀な負債のほうがよく見る
無謀な負債は「レイヤー化ってなに?」といった知識が不足するために必要な処置が不足するということもあるが、オーバーエンジニアリングもここに含まれると思う。必要もないのにマイクロサービスとか、DDDを始めてDDD的な設計が目的になってしまうとか
技術的負債の返済という名目でオーバーエンジニアリングしがち?
どんな技術でもちゃんと理解して使わないと本来の効果は出ないはずで、中途半端に間違って使うこと自体が負債になってしまう
Web開発の敷居の低さだったりdone is better than perfect的な考えで速度を出すのはいいことである一方でこういった無謀な負債に繋がりやすい面もあると思う
無謀な負債を増やさないためにはまずは使っている技術に対して学習するのが良さそう
なんでも技術的負債と呼ばれがちで本来の意味と違う無謀や無自覚な負債の良い呼び方があればよさそう