映画『カラオケ行こ!』を観た

ahko
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映画は月曜か水曜のサービスデーによく観ている。さて、今日も何か観よう、と思ってスケジュールをチェックしたら、一番気になっていた作品が午前中しかやってない。

うーん、仕方ない。というわけで、公開したてで割と上映時間を選べる『カラオケ行こ!』をチョイスした。原作はSNSで話題になった漫画で、脚本は野木亜紀子さんが担当している。その程度の情報量だったのですが、これがどハマりしちゃうほど面白くて楽しかった。何なんだこれは!?映画を観たあとに購入した原作も良い。

映画はその原作の解像度が上がって、より物語がクリアに、深みが出た感じ。こ、これが野木さんの力なのか…。いや、涼しい顔してたまに見せる怖い顔にゾクッとする、ヤクザ役の綾野剛さんや、今作が初主演という、聡実くん役の齋藤潤さんの力もあると思う。実際の15歳が15歳を演じるってすごく貴重。いいキャスティングでした。原作アリの作品の映像化が話題になることが多いですが、これはかなり成功している方だと思います。

しかし元旦に映画館で地震に遭って怖い思いをしたのに、よくまた映画館行くよねって思われたかもしれませんが、そんなことも忘れるほど楽しくて何度も声出して笑ったし、最後は心がギュッとなって泣きそうになりました。

結果的にこれが2024年最初に観た映画となったのですが、これでよかったなと思ったのでした。

(終)

@ahko
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