作風・性癖が違えばそれはもう別ジャンル

それなりに凝った二次創作小説を支部に上げてからまあまあ日が経ったけどこの時間経過でブクマ0なのが初めててビビり散らかしてるアホ毛です。

人間、書いてるときはどんなに楽しくても、ネットに公開したが最後、数字の悪魔に取り憑かれだすのだから本当に不思議。

自分を納得させるセルフ慰めを考えていたらこんな時間に〜!(朝の4時半)

私はこの前自分の書いたものを作品タグをつけて投稿した。そのジャンルは腐はマイナーだけど公式寄り男女が人気を誇るジャンルで、私の後から投稿されたものも男女が圧倒的(自作は腐じゃなくキャラ単体ものの話だったので迷った末作品タグ付けさせていただいた)。それらはどれも既にいくらかブクマがついている。が! 私のは未だにゼロ!! 閲覧も多くない。

それでどうにかこうにか落ち込む自分を慰め、納得させようと頭を捻った結果至った結論がこれだ。

作風・性癖が違えばそれはもう別ジャンル

同じ腐女子でも性癖や好みの作品が違えば、オタクと非オタ以上に相容れなかったりする。そういう経験が誰しもあるのではないだろうか。

それはジャンルの違いと性癖の違い、カプの違いと作風の違いでも言えることかもしれない。

ジャンルAの中で評価が低いのではなく、《「作品AのキャラBの作風Cの性癖D」というジャンル》で作品を上げると評価はこんな感じになるな、という認識の方が精神衛生的に良い。

自分の作品の属する範囲をめちゃくちゃ細分化するのだ。すると、自ずと《「作品AのキャラBの作風Cの性癖D」というジャンル》のオンリーワンの書き手になることができる。ただし、そこまでジャンルが大きくなくてそのジャンルでその作風で書いてるのが自分だけ、みたいな場合には限られてしまうかもしれないけれど。

シリアス・闇寄りの作品を書くなら尚更、間口は狭くなる。

「お、こんなとこにセブンできたんだ。入ってみよ」と軽い気持ちで入ったものの、実は中身が伊勢丹の高級化粧品売り場並の内装で、入った瞬間美人のスタッフが丁寧にお辞儀をしてきたらほとんどの人は黙って引き返すだろう(これは流石に外装=タイトル・表紙・キャプションに非があるけど)。

すっぴん寝起きのままの格好でもギリ入れるのがコンビニまでだというのに、中身が伊勢丹だったらやっぱりそれなりにちゃんとした服を着て化粧をしないといけなくなる。そうすると「やっぱ後日で!」となるし、二次創作に気楽さを求めている人は一生戻ってこない。

そもそも伊勢丹高級化粧品売り場の内装で惣菜やちくわやお菓子や週刊誌を売るなら、セブンじゃなくて新しい形態のコンビニとして会社を立ち上げる方が絶対いい。作風や性癖ってのもそういうもんなのかも。例え下手かな。どっちがいいとかそういう意図はないよ。

考えてみれば公式でも微笑ましい男女CPが圧倒的多数派の作品タグにほぼ男、それもマイナー寄りのキャラしか出てこない作品を上げた時点で、隣に並ぶタグたちを見て大部分が素通りするのは当然といえば当然だ……。

それに原作で滅多に人が死なない、超平和で間口の広いジャンルで、わざわざ読んだ後憂鬱になるような話を書いているのだから、そりゃ当たり前じゃないか、と思う。なんか申し訳なくなってきたから後で作品タグ消そう。

結局別ジャンルよ。同ジャンルでも、それは別ジャンル。

@ahogemidnight
腐オタクでやや年増の大学生でゆるいスシローの回し者です。とっ散らかった日記を書きます。