エンタメは客、視聴者、ユーザーを楽しませるものであるという視点で見ると正しい行いというものもあるかもしれないが、個人がどういう「正しさ」の認識を持とうと作品に関わる人が蔑ろにされてもいいという理由にはならないと考えている。
漫画家の方、本当に悲しい…自分の作品が好きで作り続けて、届け続けて、その結果心を痛めて死ぬ選択肢しかとれなくなるってどれほどの心境だろう。拝見しているとポストに至るまでに疲れ切っている様子でもあった。そもそも疲れ切ってしまう状態になっていることがすでに蔑ろにされ続けた結果なのではと思ってしまう。
生成AIにしろ某ゲームにしろ、制作物には必ず原作者がいて、原作者は自分の作品に何かしらの愛を持っているただの人間というのが見えていないのではと思うときが多い。自分の作ったものが盗まれて勝手に使われて悲しく思うなんて当たり前のことだと思うけどな。私は作られたものがどれだけいいものだろうと誰かが悲しい思いをしながら蔑ろにされてるのを受け入れなければならない状況そのものが見えると正しいと言えなくなってしまう。関わるみんなが最終的に「いろいろあったけど良かったな」と言える状態にするのはほんとにすごく手間がかかるし難しいんだけど、改めて妥協しないようにしなければと思った。
SNS見てるとこのレベルのモラルの人と仕事したくね〜〜と思うことがめちゃくちゃ多い。個人的な嫌悪の感情もあるし巻き添えを食うリスクの面でも。勝手に生まれてくるものなんて無く、全て誰かが作ってるんだぞという視点忘れないようにしたい。