AI画像再生における文化庁のパブコメ

藍田
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を記入してきた。

素案さ〜、前半に背景と現在の著作権法について、中盤にクリエイター、AI事業社、個人のAI生成者の懸念の意見、後半に著作権の適用についての案が書かれている構成なんだけど全体を通してAI生成の発展を優先したいというのが透けて見えていて残念だった。。

私自身はAIは進化すれば良いと思う、でもクリエイター個人が蔑ろにされて良い理由にはならないし、個人が蔑ろにされ追い詰められ疲弊し命を絶つケースが多すぎるからもう少し重く捉えてくれ、と思っているので法は平等か力関係的に弱者になる方に寄り添ってほしいという考えをもっている。

素案の中に「生成画像が著作権侵害と認められても学習済みモデルから影響を取り除くのは時間も費用もかかるからやらなくていい」みたいな記載があり驚いちゃったな…何で急に一方にのみコストを考慮し始めた?って思った。クリエイターはそもそも時間をかけて作って研鑽に何十年もかけてるんだからコストの考慮をするなら両者にすべきだけどしない理由何…?なんか視点が企業ぽく感じたな。侵害されてたと認められてる事実を前に侵害した側の費用とか知らんがな案件すぎる。

今AIぽい絵柄ってみんなが想像するものがたぶん何パターンかあると思うけど、それにだって元になるクリエイターがいたはずで、その人の絵柄は今やAIかわからない、AIであっても汎用化され価値が低くなってることを思うとこういうのは無くなってほしいんだよな。誰でも生成できるということは出回るスピードが早く、大量に何点も生成されたら飽きられるのも早くなるから制作を仕事にしているクリエイターに悪い影響が出ないように抗っていきたいよ。だってあの汎用化された絵柄自力でやろうと思ったらほんとにものすごい努力と根気がいるよ…私は絶対にできない…

技術の進化に合わせて淘汰されるものが出てくるのは理解できるけど、だからオリジナリティの落とし込みなしに絵柄模倣するのも許してねはおかしくない?これまでと違って誰かの制作物を不当に利用しなきゃ発展できないなら認められないでしょ…と思ってしまう。

あのクソ長い素案を読み自分なりにめちゃくちゃ考えただけに今回の件が適当に流されるとすごいショックだろうなと思いつつ、声を上げる機会にはちゃんとあげてこうと思う…

@aid_kngs
日記。内容は一部Xとかぶる