昨今の推し文化と自分の在り方って全然合わないなと感じる。
昔から私はアイドルが好きだった。女の子のアイドルも、男の子のアイドルも好きだった。もっぱら好きになるのは知名度や人気度がそれなりにあるようなところばっかりではあるけれど、知名度や人気度がそれなりにあればあるほど立ち振る舞いが上手い人が多い気がする。そこがとても安心する。ちゃんとアイドルとファンの線引きをしてくれるのは、お互いにとっても良い距離感を保つために必要だと思ってる。
だけど、今はSNSが普及している時代だから、同じアイドルが好きな人と繋がって趣味を楽しんだり、はたまたアイドル本人にリアクションを欲しがったり、っていうのがあると思うんだよね。
でも私は、アイドルのことを勝手に好きになって勝手にお金を使っているにすぎないので、アイドルに対してあれこれ求めすぎるのが向いていないんだなって最近思った。
どこかで私は、推さなきゃダメ、推すにしてももっと熱量を高めに、受け身じゃダメだよ求めなきゃ、みたいなそういう圧に疲れているのかもしれない。
もっと軽くて、でも本当に好きで。好きだからこそ距離感をちゃんとはかりたい、そういう風にアイドルを推している人はいないのかな。
推しって作るものじゃないんじゃない?とは大きい声では言えないものだね。