まえがき
寝ている間に良い事をしていたらしい。恐ろしく全く記憶にないが。
朝
ミステリアスな楽しい夢を見た気がする。心なしか足取りが軽い。こちらもほとんど記憶が残っていないが、脳が喜んでいるならそれが全てだから。私にできることはない。
間違っていて咎められるのはまだ飲み込めるけど、少なくともその時は正しかったはずのことを咎められるのは飲み込めない。そういうことが往々にして存在する社会。
やるべきことの数に対してできることの数が上回ることは少ない。それどころかできるはずだったことすら取りこぼすこともある。
昼
昼にマクドナルドを食べに行こうと思えるのは少し健康になった証拠。不健康なままでは不健康を摂取することはできない。
夜
元気を取り戻した理由、ただただ金曜日だからというだけでは。早く私から労働を奪い取って暖かい場所で赦して欲しい。
十分お膳立てはしたはずなので、来週の私に託す。ゆっくり休め。
あとがき
良い意味で、思考することよりも優先することがあるので足早にゴールテープを切る。次のスタートまでのインターバルはそれほど長くない。自分を大事にできない時間があるならせめて次の自分を大事にできない時間までに可能な限り修理を施す。
失って気付く大切さ。大切さには失う前からとっくに気付いているので、これ以上私から失われないで欲しい。時間やお金や健康や。