2022.01.08 将棋

ak110
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過去の日記(https://tmp.notepin.co/)をこちらのサイトに写している。

以下、本文。

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明日から休み。二連休だ。この休みで自分のペースを取り戻したい。

このところ忙しすぎて、ちょっと余裕がない。一旦なんの予定もないニュートラルな状態に戻って、いろいろなことを整理し直したいと思う。

たぶんおれはちょっとヒマだなあと感じるくらいの方が性に合っている。ヒマだからこそあれやりたいこれやりたいって気持ちが湧いてくるのであって、予定があればいいってものじゃない。

といっても何の予定もないことの恐ろしさも知っているのでやるべきことがあるだけで今の生活は恵まれているとは思うけれども。

ところで、今日の将棋ウォーズの戦績は一勝二敗で、あまり良くなかった。序盤で優勢でも中盤のもつれ合いで悪手を指して負ける展開が続いた。三戦目は優勢を維持して勝ったが、格下相手に鈍臭いミスを連発してあまり褒められた内容ではなかった。でもまあこんだけ疲れているのだから仕方ない。

昨年末に一級に昇級してから低調が続いている。二年程前から将棋ウォーズというアプリでほぼ毎日、一日三局の対局をしているのだが、やはり一級くらいになるとマッチする相手もかなり強くて、簡単には勝たせてくれない。

将棋人口のボリュームゾーンがだいたい一級くらいらしい。「初段の壁」という言葉もあるくらい、一級から初段に上がるのは、それなりに大変のようだ。

将棋に関しては、完全に趣味としてやっている。ほんとうに強くなろうと思ったら詰将棋をしたり定跡や戦法を覚えたりするべきなのだろうけど、今までほとんどやってこなかった。これからどうするかは分からないけど、あくまでも楽しむためにやっているので、刻苦勉励しようという気がない。

だから逆に、よくそんな調子で一級まで上り詰めたなと思うこともある。でも楽しくなかったら二年も続かなかっただろう。一回一回の出来にシビアにこだわりすぎていたら楽しくない。調子の波みたいなものは必ずある。勝てるときは何回戦っても勝つし、負けるときは何をしても負ける。だからとにかく続けることが大事のような気がする。

将棋の良いところは、対局をすることで日常の思考回路とはぜんぜん違うところで物事を考えることができる点だと思う。

何も考えるなと言われても、何かを考えてしまう、人はそういう生き物だと思う。でも、考えるという行為をやめることはできなくても、考える対象を変えることはできる。将棋の対局を始めると、頭の思考回路が強制的に目の前の勝負に切り替わって余計なことをあれこれ考えられなくなる。それがいいなと思う。