2022.01.16

ak110
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過去の日記(https://tmp.notepin.co/)をこちらのサイトに写している。

以下、本文。

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休みだったので、今日は切れかけていた日用品をまとめて買いに行った。

以下、買ったもの。

  • 食器洗い用洗剤

  • 詰め替え用シャンプー

  • ヘアコンディショナー×2

  • タッパー×2

  • 冷凍用ジップロック

  • キッチンペーパー

  • 洗濯用洗剤

  • ボールペン

  • 付箋

あと、なんかあったかな。思い出せない。こんなものだったかもしれない。

今日は一日だけでずいぶんお金を使ったような気でいたのだが、こうやって書き出してみると、そうでもないような気もする。今年は昨年ほど経済的に逼迫しているわけではないので、ある程度の贅沢を自分に許していきたいと思っているのだが、その加減がまだ自分でも掴めない。洗剤を買うときにも、何を買うかで迷ったりする。

大容量で激安のものと、環境によいと謳っているちょっと価格の高いもの。どちらにするか迷ったのだが、考えた末に後者を選んだ。見た目的になんとなく後者の方が良いような気がしただけなのだが。

この家には、将来的に、いろいろな人に立ち寄るようになってほしいと思っている。そうなったとき後者の方がなんとなくイメージがよいのではないか。買ったのはただそれだけの理由であって、環境のことなど何も考えていない。ほんの少しお金に余裕が生まれて、ちょっとだけ格好付けてみようと思っただけだった。

だからまたその商品を買うかはわからない。実際、容器のデザインがなんとなく気に入っただけなので、中身を詰め替えるときは別の安い洗剤を入れてもいいやと思っていた。

安くて大容量の洗剤と、少し高いがクリーンな感じのする洗剤。べつにどちらでもいいのだが、考え出すと悩ましい。たった数百円の買い物でしかないのだが、深読みすればするほどそれが自分の属性や政治的立場を象徴しているもののように感じられてきて、迂闊な決定ができないような気になってくる。要はアイデンティの問題なのだ。自分という人間にとってどの商品を選ぶのが似つかわしいか。考えていくと結局そういうところに行き着く。

安いからとためらわず前者を買う人間にも、環境によいという謳い文句をそのまま信じて後者を選ぶ人間にも、そのどちらにもなりたくないなあと思う。

今日も寒くて昼過ぎからは雨も降った。車があるからこそ買い出しにも出掛けられる。自転車しかなかった去年の今頃は、冬の間、引きこもっているしかなかった。そう考えると一年で生活がかなり変わったなと思う。

たまには贅沢をしようと、帰りに好きなラーメン屋に立ち寄った。正直に言えば、たった一食分の空腹を満たすためだけに千円も支払うというのは、かなりもったいないような気がしてならない。でも、たまにはいいじゃないか。好きなものに対しては、応援の気持ちも込めてお金を払おう。そう自分を納得させてラーメンを待った。

意外にも思ったほどの満足感は得られなかった。塩加減が少し不自然で、醤油ダレとスープがうまく溶け合っていないような感じがした。いつもうまいなあうまいなあと何も疑わずに食べていたのに。