昨日聞いた噂話によると、今日はどうやら雪が降るはずだった。そう思って昨日のうちに買い出しにも行ったり、洗濯も済ませたりしていた。
だが打って変わって陽気な天気。祝日ということもあって本屋には人が溢れていた。いつも人が少ない夜に行くので、Xで見かけた気になる本を買ってそそくさと帰った。
意味がわかるAI入門、まだ目次とちょろちょろっと眺めただけだが、1章でAI(機械学習)の説明とAIが心を理解できるのかという問いかけをする。2章では、言葉の意味と自然言語処理を用いたAIがことばの意味がわかるのかという内容だと思ってる。
まだ読んでない本がたくさん家にあるのに、ついポイント5倍という文字と一冊しか置いていなかったため買ってしまった。
家に帰ったら、途中まで読んでいた、さみしい夜にはペンを持てを読み切った。最初は、小中学生の読書感想文のテーマとしてちょうどいいんじゃないかなと思いながら読んで飽きてしまった。それから1か月ぐらい開いてからようやく読み終わった。
「ぼくたちはたくさんのものを見て、聞いて、感じている。けれどそのほとんどは、意識のなかからすり抜けていく。そういう『すり抜けていく感情』をキャッチする網が、ことばなんだ」
『さみしい夜にはペンを持て』:P188
作詞し始めてもう2年近くたつが、変わった事の一つが『あ、これ曲に書こう』と思うようになったことだ。日々の移動や買い物も、友達との会話も、作品を見ることも、それをどう思ったのかやどう伝えたいのかを考えるようになって、最近では言葉も自分の中から出やすくなってきた気がしている。