冴子姐の配信にて異聞アロアロをプレイしてるのを見て、ここにナブディーン連れてきたいなとふと思い立ったので、チラシの裏創作。
設定↓
マトシャが変わった魚を良く持って来てくれるので、そこがどんなところか知りたくなり、アタシも行ってみたい!とニッダーナ。
流石に難敵をひとりでは骨が折れるな、と光の独り言を聞きつけたヴリトラがヴァルシャン(青年)を動かし、「太守様が出るならば」と護衛につくが、内心弟と肩を並べて戦うのが夢だったので遠足の前日気分のナブディーン。
ラザハンには英雄譚【十三世界・特別回顧録】を購入しにきたラハがおり、光が行くならと当然参戦。
T ヴァルシャン
H ラハ
D ヒカセン・ナブディーン
応援団 マトシャ・ニッダーナ
以上の布陣で異聞アロアロ島に挑むことになる。
「君が治癒役とはな…彼女に膝をつかせるなら、その時は容赦はしない。」
「おいおい…オレが彼女の膝をつかせるって?さては休眠期だろ、寝言は寝て言うんだな。」
「えぇ…最初からギスってるんだが……ちょっと帰りた」
「じゃ、行こうか!」
「キャー!皆頑張って!」
「(ニッダーナさんと一緒、ニッダーナさんと一緒、ニッダーナさんが真横、ニッダーナさんの真隣)だす!」
ボス戦闘中、応援団のボヤキ
「ヴリトラ様、青年型の人形は久方ぶりなのに一切鈍っていないわ。そうね…もう少し目から身軀に流れるエーテルの流量を増やせないかな…。あっ、でもリミッター外しちゃうと無理しかねないからそこの調整もしないと……」
「というか…ヴリトラ様が人形であんなに動けるなんて聞いてないだす……」
「ていうかもう!相変わらずラハさんは動きが軽やかかつしなやか、それでいてイケメンなんて罪過ぎない!?眩し過ぎて涙が出ちゃう!」
「……だすなぁ。(無理だすあのツラには勝てないだす、こうなったら釣りで勝負を挑むしかないだすな……)」
「危ない!……えっ!あれ!?今そこにいたはずなのに!敵の視界から上手く外れて攻撃を集中的に叩き込むなんて、やっぱり彼女の戦闘センスは飛び抜けているわ!…はっ…!あのモーションをヴァルシャンに組み込んたら咄嗟に同じ動きが出来て距離感がぐっと縮まるんじゃないかしら!ちょっと待ってアタシってば天才、忘れないうちにメモメモ……っと」
「サベネアの英雄はやっぱり強いだす!こんな危険な場所に一緒に来てもらえるなんて本当にラッキーだす!あれ…ところでナブディーンさんが見えないだすが………?」
「えっ?そんな人いたっけ?」
「……ナブディーンさーん!!」
ボスとの間合いとは酷く離れた波打ち際から、「はぁい…」とか細い返事。そこにあったのは岩の上で天日干し状態のナブディーンの姿。大慌てで救助に走るマトシャであった。
──帰り道。
「あー楽しかった!今度は別のルートに行こうね!ところでナブディーン…途中でどっかに吹っ飛ばされてなかった?」
「…え?あっ……!?そういや途中からいなかったな!?すまない、すっかり失念してた…」
「…何?星戦士団の攻撃部隊の頭を担う者がそれでは困る…訓練メニューの変更も視野に入れねばならんな…」
「もぉ絶対行かない!」
END