小さいことが気になる。
それがA型の宿命なのか。(そもそも僕はA型と捉えられることが少ないのだから、あんまり関係ないとも思うのだけれど)
気になる基準は人それぞれで、僕の場合は「音」がそれに当てはまる。
気になったらもう頭から離れないから、一旦そっちの音に集中してみようとさえ思う。
今僕は、飛行機の中で日記を書いている。飛行機の中は密閉だから、小さな音もよく気づく。今日はイヤホンを忘れたので、なおさら、気づく。
今はとなりの人が携帯をさわる音に囚われている。おそらくネイルが携帯の液晶に当たるので、カチカチカチというタイピング音がもろ外に出ている。
うんうん、うん。そうだよね。僕もなにか音出してるかもなと思いつつ、もう少しちがう音に耳を澄ます。
飛行機の後ろの方で赤ちゃんが泣いているな、とか、その他いろいろな音が自分の耳に入ってくるのがわかった。
たまには耳を澄ませるのも良いな、と思ったのも束の間、いつのまにか眠っていた。
何を考えていたんだっけ。
そうだ、音だ。自分が気になることを考えていたんだ。
そういや、昨日出したnoteのおかげで、いろいろな感想をいただいた。どれも自分のわからないことに向き合っている素晴らしい内容だった。
そうなんだよね。あなたもきっと、僕もきっと、知ろうとすればするほどわからないことが増えていくんだよ。
でも、誰かが言った「答え合わせはまだ先」という言葉に僕が励まされたように、僕もあなたも、まだ意味づけされる前なのかもしれない。
いつか色を塗ってくれる人が現れるかもしれないし、いつか自分がその人生の意味づけをする人になるかもしれない。
そう考えると、わからないことも、知ろうとすることも、なんだかかっこよく見えてくる。
僕も今日、わからないことが増えた。
まだわからないことが、もわもわと頭の中で浮かんで、なんとかそれを形あるもの(僕の場合は言葉)で捉えようとするのだけれど、掴もうとすると消え、忘れた頃にハッとする時がある。
そうか、これが考えるということなんだと、その時だけ思う。
考えること、手放すこと、あなたと話すこと、どれも知ろうとする行いだ。
きっとあなたの人生は、これからおもしろくなるんだろうな。僕もきっとおもしろいよ。
また話そうね。
今日も読んでいただきありがとうございました。まだ読んでない人はまた読んで感想教えてね。