2023年ベストバイ最後はEQUALS WALL A2 テレビスタンド。テレビではなく「テレビスタンド」のほう。
事の発端は、8年間使ったレグザがバックライト不良で壊れてしまい、急遽テレビを買い替えなければならなくなった(10年は保つと思ったんですけどねえ〜厳しい)。1時間ヨドバシのテレビ売り場で悩んだ挙句購入したのはLGの48インチ有機ELテレビのOLED48C3PJA。
1時間も売り場で悩んだ理由は性能や価格というよりも、どのメーカーのテレビも「テレビの脚の形がダサい」「テレビの脚の形状がサウンドバーを置くのに向いていない」「家にある無印良品のテレビ台にテレビが物理的に乗らない」という3点どれかにどうしても引っかかってしまうことだった(これらはスペックを見てもわからない事なのでお店で確認する必要があるのですよ)。
この3点を解消するアイデアとして「テレビを壁にかける」というアプローチを思いつくが、まず家にそんな都合のいい壁がない。そこで次に出たアイデアが「テレビスタンドを買って、そこにテレビを設置する」ことだった。結果として性能はいいが脚がダサいLG OLED48C3PJAと、テレビスタンドWALL A2 LOW TYPEを同時購入した(ちなみにダサい脚は燃えないゴミとして処分済み。)。
ここまで読んだ人は「テレビスタンドを使うと従来のテレビ台を使えなくなるのでは?お前の無印良品のテレビ台はどうするんや?テレビ台の中に入っていた機器はどこへ?」と感じたのではと思うが、結論から言うとテレビ台は捨てず、テレビスタンドの傍に無印のテレビ台を引き続き置いて使っている。実際に組み合わせて使うと
テレビスタンドのおかげでテレビの下がスッキリとして画面に集中しやすくなる
テレビスタンド側にサウンドバーを設置できる
WALL A2のオプションが豊富で、電源コードやnasneのような小型周辺機器をテレビ裏で整理しやすい
従来通り隠しておきたいものはテレビ台にしまっとけばいい(Switchやリモコン類など)
と、競合するというよりはむしろお互いシナジーを発揮することがわかった。ちなみにPS5は廃棄熱がこもるためテレビ台にはしまわず、テレビ裏のうまく隠れる場所に設置している。
PS5といえば、最近は山崎実業などからPS5の収納を前提とした縦長キャビネットが続々とリリースされている。テレビもOSが内蔵されるようになり、ゲーム機も進化と共に発熱が凄まじいことになるなか、「テレビ台」の形も従来の横長・密閉・その上にテレビを載せるもの、という概念を見直す時が来ているのだろう。
今回の件で「家の中におけるテレビのあり方」も徐々に変わりつつあることを感じとれるいい機会になった。というわけで、これからテレビを買い替える方は伝統的なテレビ台だけでなく、テレビスタンドの設置も検討してみてはいかがか。ちなみにWALLには壁寄せに特化したVシリーズもあるが見た目的にこう…なんというか…。私はAシリーズの方がおすすめ。