身体に刻まれた記憶というか、半世紀近く生きてきても変わらず好きなものというのがある。最初に食べたのがいつだったのかの記憶はまったくないのだが、いまでも思い出すと買ってしまう食べ物。
サッポロ一番塩らーめんと、雪印のさけるチーズ(プレーン)。たぶん他にもまだ探せばあるんだけど、この2つは特に思い入れが強い。
どちらもたぶんもっと美味しかったりするものはあるんだろう。ただいつも「あっ、そういえば最近食べてないな。」と思うと食べたくなってついつい食べてしまうもの。
Wikipediaによるとサッポロ一番塩らーめんは1971年発売で、TVCMも発売から2010年までやっていたというから、僕はほとんど人生が重なっている。なので同時代性から言ってもまぁ記憶に刻まれた食べ物なんだと思う。
もう一方のさけるチーズも1980年発売でやっぱり時代が一緒だった。チーズ自体が好きなので(しかも高級なチーズも好きではあるが、食べやすさではプロセスチーズの方がたぶん好き)、6Pチーズと同じくらい買うのに迷う商品だ。ただやっぱりどっちかと言われるとさけるチーズに軍配が上がる。指で割いてちまちま食べるのもまた良い。
どちらももっと長続きして欲しいものです。