文章力とシナリオ力・人に伝えるための能力向上に、読んだ本のあらすじを簡単にまとめる作業をしたい。とおもいつつやれていない怠惰。うーん。
本は正直読んで自分の中で止めるので満足してしまいがち。布教すれば良いのだが、如何せん布教下手なのと、娯楽が多い昨今は布教したところで手を出してくれる人が少なすぎるので布教する意味をあまり感じられず…コミュ障の極みである。
この辺のプレゼン力の下手さはどこからきているのだろうか。怠惰ですね。はい。
やや睡眠障害と胃腸が弱い以外は比較的健康な自信があったのだが、健康診断2件も引っかかって割と凹んでいる。金…金が…。胃腸と鼻炎に関してはもう遺伝で通年、なので今更な感じがするんだが…。
とはいえ、周囲から怒られるし大病した場合の金の飛び方は比じゃないのでやりますよ…やります…うわぁん
「硝子の塔の殺人」と、「鬼人荘の殺人」を読了したので報告(鬼については漢字がでなかった…)
以下軽くネタバレがあるので注意。
・硝子の塔の殺人
犯人である主人公視点の倒述ミステリー。霊媒探偵翡翠に続く倒述ミステリだった。こちらは読書家が選ぶ本X選にあったものから選んでみた。
紹介文通り、館・クローズドサークル・疑心暗鬼・入れ替わりなど…ミステリの王道な部分を通りつつ、探偵助手ものも入れてくる盛り沢山な作品。
たくさんのミステリを読んでれば読んでるほど楽しい作品だと感じた。列挙された作品のいくつかに心当たりはあれど、まだまだ古典の名著も手が出せてないな…と痛感する。ドイルとアガサは読んでいるが、ポーはまだ読んでなかったな。リストアップしたサイトを見つけたので、順次読もうかなと思う。
個人的には犯行にBBCシャーロックのネタががっっっっっっっつりでてきたので喜んでしまった。嬉しい!!!嬉しい!!!!
犯人の主人公視点でありながら、訳のわからない状況に入り込んで推理をしていくという形式がとてもよい。読者挑戦型でもあるので、頭を回したい人もきっと面白い作品だと思われる。
やはりコアなファンの目を通った作品は面白いと感じる一作だった。
・鬼人荘の殺人
これは私が100悪い自覚があるのだが、この作者のヒット作「屍人荘の殺人」をあえて外したせいでえらいことになった。続き物のシリーズだったとは…。いや、天邪鬼なのもあってヒット作品より最新のものを読もうと思っただけだったんだが…。ほほほ。
借りてしまった以上そのまま読んだが、前作を知らなくても全然楽しめた。探偵と助手の関係構築がされているので、そこだけややわからない点があったが、これに関しては私が悪いのでなんの問題もない。
ジャンルとしては多人数視点の特殊設定ミステリ。特殊設定ミステリは読んだことないから大丈夫かな?とか思っていたが、よく考えたらエルメロイの事件簿も絶対城シリーズも特殊設定ミステリだった…なんの問題もなかった。大変よかった。
ホラーパニックものかつ、殺人&クリーチャーが蠢く中で安楽椅子探偵をモチーフにした事件の展開で読みやすく、先がきになる作り。ちゃんと1,2作も借りましたので読みます。
そして今回は、ガリレオシリーズ1,2作、翡翠シリーズ、話題のショートショートの6冊を一旦入手。順次読む。