年末年始やら通院やら挟んで、少しペースが落ち気味である。ただ前も述べたように、習慣というものは一度途切れると復活させるのが難しいので、できるかぎり図書館では何かしらを借りる、を習慣付けたいと思っている。
ただ、問題としては予約をしている書籍たちがみんな人気らしく、予約準備が滞り始めたという点だ。近畿地方のとある…も読みたいのだが…ふむ。どうしたものか。朝里さんの著作などよみきってないものを読むか…。
東野圭吾の「予知夢」と、今村昌弘の「屍人壮の殺人」が年内最後の読書となった。
ガリレオシリーズはなるほど淡白な話がずっと続く形なんだな。嫌いではないが、もう少しドラマチックな方が個人的には好みだ。ミステリーに対してはもう少しドラマやら人間模様が関わってくる方が、読みやすさにつながるかと思う。
たいしてこの間最新作から逆行して読むという暴挙をなしている「屍人荘〜」のシリーズは恋愛要素もややありのバディタイプのミステリー。ゾンビとミステリーを組み合わせた作品だとは知らず、普通に呑気な日常形ミステリーかとおもっていた…というのも実写版のポスターがあまりそうは見えず…。食わず嫌いはよくないなと思ったのだった。
明智さんがいいキャラをしていたのだが、おお…まさか…。トリックや動機に関しても斬新で、なるほどヒット作は面白いとよく示してくれる作品だった。ふーむ、やはり大衆の中でヒットしたものは面白いな。
次回読むものに困っている。ぼちぼち京極夏彦にも挑戦してみるか…。実家に帰った際に亡き祖父の新版の著作ももらったので、そのうち読まねばならないところ。母とはミステリー談義でやや盛り上がったが、読んでいるものがだいぶ違った…。横溝正史の獄門島も面白いと教えてもらったので、次回はそこでも良いかもしれない。
少し作りたいものがあるので、その時間に裂くためにも少し読書時間は減らす予定。習慣は途切れないようにしたいところだ。