付き添い入院3

あくた
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入院1日目、今日やることの全てを終えて病室のベッドに転がっている。子供と一緒に寝ているこのベッドは思っていたよりもサイズが大きく(普通の大人1人用のベッドだった)、周りが背の高い柵で囲まれているので子供が落下する心配もなく安心だ。

それにしても疲れた…。慣れない環境、意外と密なスケジュール、昨日の予想通り好きなタイミングでおやつが食べられないことに怒ってギャン泣きする子供…。昼食は担当者のミスで子供の年齢よりも上の子用のメニューを出されるし(気づかずにあげてしまったのだが特に問題なく完食した)、シャワーはなんとか浴びられたものの制限時間30分で自分と子供を洗いきるのは無理だった。自分の洗髪を諦めて、部屋に戻ってから体を洗った際に中途半端に濡れた髪をドライヤーで乾かすという虚無イベントが発生した。消灯時間を過ぎた今は同室の子が暗さに怯えて泣いている声につられて我が子も起きてしまうのではないかとハラハラすると共に泣いている子の保護者の気持ちにもなってしまい、精神的に参ってきてしまっている。

今更ながら、個室にしなかったことを後悔している。自分のような神経質な人間にとってこの環境はあまりにも厳しい。お金で快適さと自分のメンタルの安定を買うべきだった。今からでも変更できないか、明日起きたら一応確認してみようと思う…。