2025年8月2日。ニーア のオケコンに行けた。感動した。
2018年にも開催されていが、私は適応障害が続いていてなんらかのイベントに行けるような状態ではなく、断念せざるをえなかった。
2020年もコロナにより中止され、配信は見たものの、生で参加することはかなわなかった。
そんなこんなで7年経ち、初めてのオーケストラコンサートにようやく行くことができた。
オートマタの方は特に廃墟、機械生命、アンドロイドといったポストアポカリプス的世界観も主人公や敵のビジュアルも音楽もとても気に入っていたし、理不尽ながら最後にわずかな希望が差すシナリオが好きで、昔から影響を受け続けてきたヨコオタロウ作品の中でも特に好きだった。
サントラを聴き込んでいた上に何週かすることが必須のゲームというのもあってどの曲も思い入れがあり、ほぼ2時間半涙を流しっぱなしにしていた。生で音楽が作り出される感慨もあったし、挟まれる朗読劇や本編の回想、行けなかった公演のことを思ったり、色々な感情が沸いた。エミ・エヴァンスさん、ジュニーク・ニコールさんの歌声が胸の奥にまで響いてきて良かった。7年間の苦しさが溶け出していくようだった。
週末にかけて台風の影響で中止になる懸念もあったが、そんなことはなく無事に催行された。プロデューサーの齊藤陽介氏によるとファンの「呪いの力」のおかげとのことです。祈りとかじゃなく。ひねくれていてとても嬉しい。
岡部さん、齊藤さん、ヨコオさん、楽団・コーラスのみなさん、

ありがとうございました。