高校一年生で初めてスマホを手にしてから、ずっとiPhone一筋だった。複数回iPhoneを買い換えているが、その中でも、iPhone Xが出たときにめちゃくちゃ感動したのを今でも覚えている。今まで指紋認証がスタンダードだったが、初めて顔認証が搭載されたシリーズだ。物理ホームボタンも無くなり、大画面にもなった。従来型のiPhone8と同時に発売されたが、iPhoneXはiPhone8に比べて強気な値段設定だった。ただ、新し物好きだし、何より未来を感じたので、即買いした。
ただ最近のiPhoneに対して感動を覚えることがなくなっていた。そんな中、折り畳みスマホという、なんともオタク心くすぐるスマホが登場した。めちゃくちゃ欲しいと思っていたが、如何せん高すぎる。しかも、Appleのエコシステムにロックインされていた自分がAndroidに移行するのにハードルも感じていた。
そんな中、SoftBankが意味わからないセールを始めた。安すぎて、気付いたらポチってた。iPhone17 Proを買ったばっかりだったのに。
ポチって2日後に端末が届いた。早すぎる。

こんなにワクワクするスマホは久しぶりだ。ただ、iPhoneに慣れきった自分に使いこなせるか不安だった。
使い始めて2ヶ月ちょっと経つが、もうiPhoneには戻れないくらい、最高のスマホだ。
何がそんなに良いのか、改めて言語化してみる。
まず、折りたたみという機構そのものが生み出す体験が圧倒的に良い。普段はパタッと閉じて普通のスマホとして使い、漫画や動画を楽しみたくなったらガバッと開く。ただそれだけのことなのに、得られる体験はまるで別物だ。特に漫画を見開きで読めたときは、思わず声が出るくらい感動した。電子書籍も動画も、あの大画面で見ると没入感が段違いだし、撮った写真を友人に見せるときも、画面が大きいだけで一気に映える。スマホとタブレットを一台で自在に行き来できる、この体験が想像以上に楽しい。
しかも閉じているときは縦に長くなるので、XやInstagramのような縦スクロール前提のアプリは、むしろ普通のスマホより見やすいくらいだ。開けば大画面、閉じれば見やすい縦長。一台で二度おいしいとはまさにこのことで、これだけでも乗り換える価値があったと思っている。キーボードを繋げば簡易PCのようにも使えるので、ガジェット好きとしてはもう言うことがない。

折りたたみキーボードも合わせて買った。コンパクトなので、持ち運びもしやすい。

そして、移行前に自分が一番不安に思っていたのが、実はOSの使い勝手だった。長年Appleのエコシステムにロックインされてきた自分が、今さらAndroidを使いこなせるのか。正直、かなり身構えていた。
しかし、これは完全な杞憂だった。むしろAndroid(One UI)の方が、iOSより使いやすいと感じる場面すらある。
特に感動したのが、ホーム画面のカスタマイズ性の高さだ。アプリ一覧がホーム画面とは別に用意されているので、ホームにはよく使うアプリだけを置き、あとは自由に作り込める。フォルダも柔軟で、画面はループするし、下部にアプリをいくつも固定できる。iPhoneのホーム画面にずっと感じていた窮屈さが、まるでない。画面の端から引き出すエッジパネルも地味に便利で、よく使うアプリへ一瞬でアクセスできるこの機能は、一度慣れるともう手放せなくなった。
極めつけはAI周りだ。「かこって検索」を使えば、気になった単語や画像をその場で囲んでそのまま調べられる。Geminiも一瞬で立ち上がり、表示中の画面のスクショを渡して「これをTodoに追加して」と頼めば、本当にそのまま登録してくれる。調べる・記録するという日常の動作のハードルが、一気に下がった感覚がある。
結局のところ、折りたたみでしか味わえない体験と、それを支えるよくできたOS。この二つが揃っている時点で、自分にとってはもう手放せない一台になった。