
最近、海外旅行系と世界の政治経済に関する動画を観るのにハマってる。特に、日本が渡航を推奨していないような危険な国に訪れた動画を観て、なぜ国が不安定な状態になっているのかに関心を持っている。そのバックグラウンドを知る上で、「地政学」という学問に興味を持つようになった。
地政学とは、地理的な条件(地形、位置、気候、資源など)が国家の政治、軍事、外交戦略にどのような影響を与えるかを分析する学問である。学校の科目で言うと、地理と政治を混ぜたような学問である。
正直、学生の頃は、地理も政治も真面目に勉強してこなかったので、基本をまず知りたいと思い、入門書っぽいタイトルだなと思い「サクッとわかるビジネス教養 地政学」という本を読むことにした。
地政学を押さえる上で最も重要なワードは「ランドパワー」と「シーパワー」である。ランドパワーは、陸続きの領地を面で抑えつつ、領土を拡大していく動きのことであり、ロシアや中国が該当する。シーパワーは、重要な要所を点で抑え、海路という線で抑える動きのことで、アメリカや日本が該当する。各国の対外政策は、これらの動きに基づいて見てみると合理的であると考えられる。
各国の対外政策は、目に見えない複雑な要因が絡まって、理解しがたい政策を取っているように見えていたが、地政学というフィルターを通して見ると、意外とシンプルなんだなと感じた。中国が尖閣諸島に固執しているのも、中国がシーパワーを拡大していきたい思惑があり、その上で尖閣諸島が海路を構築する上で重要な要素になっているからだと説明することができる。