適切なゴール設定をして浪費を防止しよう #5

きりづか
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公開:2025/12/1

ひとまず、プリントしたスプールで黒フィラメントが機能することが分かったので、最初に購入した白と黒の合計2kgが終わるまでフィラメントの追加購入はしない。そう決めました。決めたったら決めた。だから色んなカラーを入れたショッピングカートはクリアしなさい。

公式ショップのフィラメントや、プリントデータ共有サイトのデータや作例を見ていると、多色印刷までやってこそ2025年の3Dプリンターだなあと思う。単色ポン出しって黎明期じゃないんだから。みたいな。いや自動キャリブレーション他の進化を当たり前に享受しといてなにを…と言われそうですが。というか、1色刷りのものを作っているだけだとしても色の切り替えの手間がないことの魅力が分かってきた。

FDM(熱溶解積層)や光造形の3Dプリンターに対して一色刷りとか多色刷りとか、「刷り」を使うのすごく違和感がある。だって「刷って」ないじゃん。「印刷」って言葉をそのまま使ってるから今更だけど。いいよね英語はPrintは使いまわしても違和感なくて…と思いきや、英単語も語源はラテン語の動詞「premere(プレメーレ)」であり、「押し付ける」の意味だそう。Wikipediaより。版に紙を押し付けてることからだろうから、やはり3Dプリントは違う。

中国語(普通語)では印刷は打印(dǎ yìn)で「刷る」のではなく「打つ」なのだけど、3Dプリントでも変わらず「3D打印」というらしい。

今年の後半から始めた中国語独習、ハルビン旅行後も一応続いていて(次は北京がいいなと思っていたらなんだか情勢が怪しいが…)、電話をかけることの動詞に打を使うことを先に覚えて、おお、「打電」だ!モールス信号由来だ!と勝手に思っていた。本当にそうなのか調べてないけど。なのでその後、印刷=打印でも「打」が出てきてなんだか不思議な気がした。電話よりも印刷のほうが古い概念なので。

いずれにせよ、日本語も英語もそして中国語も、3Dプリントは2Dプリントと同じ表現を引き続き使うことにしているのだなという話です。そもそもデジタル化で『版』が概念化しても印刷工程の言葉はほとんど変わってないから、いまさらか。

閑話休題。調べた限りでは、AMS Lite単体はほとんどセールをしないみたい。ブラックフライデーでセット購入していたら1万円くらいオトクだったと思うけど、ハマるかわからなかったわけだし、そこは気にしないことにする。

フィラメントのセールは、公式Shopはひとます12/5(金)までセールの様子。Amazonもま、色々機会はあるでしょう。ということで、フィラメント使い切りまで気にしない。

では、2kgのフィラメントっていつ使い切るのだろう?

1時間にどれくらいプリントできるかは形状、設定、もろもろに左右されすぎるけど(最初の暖機運転があるので小物を細切れにプリントするほど時間当たりの消費量は落ちると思う)、いまのところ最もg単位の消費スピードが速かったプリントで35g/hくらい。

つまり……約57時間。

昼夜問わずフル稼働の業務用ならいざ知らず、果たしていつになるかな。その頃にはもう飽きてるか?であれば浪費せずに済んだということでいいよね。はたして結果はいかに。

特に写真もスクショもないので何ですが、こんな計算や調べものばっかりしてるわけではなくて、デジタルオブジェクトもフィジカルオブジェクトもちまちまと作っています。日記ならまず今日作ったものを書くべきのような気もするが、だいたいスマホで写真を撮ってるので何月何日に何を作ったかの振り返りはカメラロールで済んじゃうんですよね。モデルデータのほうは後日改良して上書き保存することもあるけど。

なので作例はまたそのうち。といいつつ、明日の日記にさっそく載せてる可能性もある。

@alikiri
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