毎日たのしく読んでいる。
この2人の対談は前にも同様にほぼ日であったけど、むちゃくちゃ面白い。ぼんやりしたものに言葉という形が次々と出来ていくような面白さがある。特に糸井さんは言語化の達人なので、これに限らず読んでて感服する。
それは良いとして。
一方で面白すぎるが故に自分の考えが流されてしまう。
神谷英樹さんのこんなポストが流れてきて、気をつけなきゃなと思った。
明らかに上の対談に集まった感想を意識した発言。糸井さん宮本さんが言っていることが正解ではなく、あくまで人によってやり方は色々ということ。
もちろん考えれば当たり前なのだけれど、自分はエラい人が言ったことは正解であると思ってしまいがちで、そこは本当に気をつけなければならない。
自分はホントそういうところがある。流されやすいというか、言ってしまえば権威主義的というか。賞を取ったゲームは必ず面白いと思ってしまうとかそういうの。エラさをあまり疑わない危うさを自覚している…。
これはつまり自分に確固たる軸がないのが原因だ。軸がないので人の意見に左右されてブレまくる。軸がないから他の人の軸に相乗りする。なのでもっと軸、というか信念を固めないといけない。固めるには意見を外に出して雨風に打たれないといけない。
ゲームの評価とかに関してはポッドキャストで自分の思ったことを言うようになってから少しブレなくなった、と思う。たぶん。前は評価も人に左右されていた。それが嫌だったのもポッドキャストを始めた理由の一つ。
みんなはこう言うが俺はこう、と強く言える軸が欲しい。自分なりに意見を言語化して外に出すことでそれはある程度の強度を持ってくるはず。そういう意味でもポッドキャストやここでのアウトプットを続けていきたい。
今回のこととは関係あるようで関係ないけど、意見の相違による対立がTwitter上で散見される。あれが苦手だ。喧嘩してるのを見るのも苦手だけど、自分に確固たる意思が無いのを認識せざるを得ないのがツラい。
もっと自分の意見を固めていきたい。自分を守るためにも。