4月10日のこと

alpaca
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髪を切りに行く。屋外はやや暖かく、でも風は冷たい。マフラーは暑かった。途中、友達がかつて借りていたアパートがついに更地になっていて、足が止まった。高齢の方が大家さんだと言っていたことを思い出す。

美容室がある場所も立ち退きで、近隣に移転するらしい。この界隈の土地開発が進んでいることを感じる。古くからの町並みが残るこの地域が、中心地に近いからだろうか。

髪を切り終わり、半年に1回くらいのスパンでなくなるファンデーションを買いに行く。デパートは迷うし、なんだか落ち着かない。スニーカーで大丈夫か?などと妙に緊張する。

それから今週末で退職する同僚への贈り物を探した。贈り物を考えることは好きだ。今回も、化粧直しのミストや、ヘアブラシ、ハンカチなどなど逡巡し、最終的にはミニタオルとお菓子にした。小さなメッセージカードも添えるつもりだ。

帰宅してから図書館に行き、予約本を受け取る。ラジオで聴いて興味が湧いたキム・エラン「外は夏」は喪失の物語。お風呂あがりに読もうと思う。

@alpaca_alpaca
穏やかに過ごしていきたい