3月4日のこと

alpaca
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東京2日目。朝から美術館へ行く。森美術館は平日朝からわりと混んでいた。ほとんどが韓国のアイドルグループの展示に向かう人々で、残りは「わたしたちのエコロジー 地球という惑星を生きるために」展。人が少なくて見やすかった。

環境危機に対して現代アートはどう向き合うのか?をテーマにした展覧会は、複数のアーティストが身近な環境問題に応答したものだ。作品から初めて知る社会課題や事象もたくさんあった。中谷芙美子のビデオアート作品は、水俣病をめぐり東京にあるチッソ本社前で抗議の泊まり込みをする人々を捉えていた。最近、本屋の店主さんが、水俣病は資本主義の負の象徴と話していたことを思い出す。

荷物を預けていたホテルに戻りがてら、人形焼を買う。宿泊先の人形町は商店が立ち並んでいて、昔ながらの手ぬぐい屋さんや和菓子屋などがあった。東京に来ると、住めそうかどうか考えるが、人形町はどうだろう。住めそうな町は阿佐ヶ谷。

飛行機に乗って帰ってきた。大げさかもしれないけれど、こうやって前みたいに旅を楽しめてよかったし、ほんの少し自信になった。いつも支えてくれる友達にお礼のメッセージを送った。

@alpaca_alpaca
穏やかに過ごしていきたい