4月16日のこと

alpaca
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市内に残る戦争遺跡の保存と継承を求めて活動している方に、遺跡を案内してもらう。競輪場に隣接する、というか、一部は競輪場内に位置している。煉瓦づくりの塔や目的が今ひとつわからないという音楽堂は、草に覆われるかたちでひっそり存在していた。音楽堂には楽屋、楽屋から舞台を覗ける穴もある。

用途を終了した遺跡を前に、それらが使われていた頃のことを想像しようと試みる。500人収容の音楽堂では何が催されていたんだろう。音響設計も考えられてあるという。

それから競輪場を見た。誰もいないカラフルな観客席は夕方だということもあり、哀愁漂う。バンクにはツツジが植えられ、満開。

働いているまちは、知らないことだらけだ。

@alpaca_alpaca
穏やかに過ごしていきたい