仕事を切り上げて、ライター・佐久間裕美子さん、みさこみさこさんのトークイベント「小さな革命のはじめかた」に行く。生きていて目の当たりにしたり、感じたりした違和感を放置せず、無理のないやり方で抵抗を示す、その方法は知恵と工夫次第で何通りもあるのだ。
「権力は持たされているものでもある」という言葉を聴いて、男性特権のくだりでの発言だったが、自分が知らず知らずに身につけている経験値について、最近考えることが多く、参考になる。いまの職場では、経験があることにより指導的な立場に立たざるを得ないことは、私には気が重い。そのことにより発言が想像以上に影響力を持つこともある。だけど、ただ持たされているだけ、と捉えると、肩の力が抜ける気がした。主語はいつでも、私は、にしたいと思う。
帰り道は友達と話し、最寄駅の歩道橋の上でもひとしきり話して帰宅し、カップ麺を食べた。