Alan Wake2を遊ぶためにAlan Wakeを遊んでいる。アランという小説家が怪奇現象に巻き込まれていくという昔のホラーゲームであり、自分の書いた物語の内容通りに世界がむちゃくちゃになっていくという内容だ。昔のゲームということで難易度は高めだけども、独自の演出が光っていて、人気が出たというのも頷ける。

このゲームは一本道のゲームなんだけれども、随所に小説の地の文がナレーションとして挿入される。これが物語の上で踊らされるアランという状況を演出している。そのうえで昼間と夜間のシーンで迫力のギャップがあることが非常に効いている。何が現実なのかわからなくなるし、脈絡の無い展開が怒涛の勢いで展開されても納得してしまう。

こういう「世にも奇妙な物語」みたいな作品は好きだ。世界は本来もっとめちゃくちゃで、人間フィルターで整理されているように見えているだけということを感じられる。そして未知と発見は恐怖であることを思い出さえてくれる。全知というものはありえないんだ。人間だから…

@amagi_over
ゲームライターをしている