半年ほど前から毎日カカオ70%のチョコレートを食べている。健康と若干のダイエット目的で食べ始めたのだが、初めのうちはほぼ甘みのないチョコレートを食べるのがなかなか大変だった。現在はハイカカオの味にもすっかり慣れ、今まで食べていたミルクチョコレートの量をかなり減らせるようになった。
とは言え、私は甘い物が好きなので他のお菓子も普通に食べている。最近はホワイトデーにかこつけて(我が家にとってはバレンタインもホワイトデーもただのお菓子を食べる日である)普段お店で見かけると欲しいなと思うけど、実際には買わないお菓子をまとめ買いした。
無印良品の塩チョコスティックパイ、ヤングドーナツでお馴染みの宮田のビッグドーナツ、ブルボンのバラエティアソート、ついでにローソンでバナナマフィンも購入した。どれも高価な物ではないが、もうやりたい放題である。ハイカカオチョコレートを食べている意味とは……?と自分でも思う。でも、たまにこういうことがやりたくなるのだから仕方ない。
ブルボンのお菓子は結構久しぶりに食べたのだけど、ルマンドってこんなに美味しかったっけ?と地味に感動してしまった。大人になってからはアルフォートをたまに食べるぐらいだったもんなぁ。ブルボンは祖父母(特に祖父)が好んで食べていたので、小さかった頃の自分とセットで記憶されており、とても懐かしい気持ちになるお菓子だ。その他にも純露とかカンロ飴とか、祖父からよく貰っていたっけ。当時はめちゃくちゃ美味しいとは感じていなかった気がするけど、年齢を重ねた今はブルボンのお菓子の奥深さが理解できる。
こうして後から文章を書いてみると、何だかセンチメンタルな気分になるな。祖父をイメージした小説、散文でも書いてみようか。
そう言えば、そう遠くない昔にローソンでスコーンが売られていたのだけど、もう販売しないのだろうか。しっとりしていて苺ジャムとクリームも凄く美味しかったのに。バナナマフィンも美味しかったけれど、個人的にはスコーンの復活を切に望んでいる。