寒暖差アレルギーが去って3月が数日過ぎた。去年に比べて今年は楽だったように思う。普段の状態が戻ってきて良かった良かったと思っていたら原因不明の腰痛に襲われた。ぎっくり腰ではなくて……何と言えばいいのだろう。急に腰のあたりがピキッとなって、立ったり座ったりする時など、体勢を変えようとすると痛みがある感じだ。数年に一回くらいの割合でこの症状が出るのだけれど一体何なんだ。マジ勘弁。座りっぱなしで作業してるのが良くないのかな。
そんなこんなでまたしても何かしようとする気持ちが削がれてしまい、とりあえず週末は映画を観ることにした。特に何かしたいわけではないけど、ただぼんやりするのも時間がもったいないと思うような時は映画を観るのが一番良い。どうせなら普段、自分から積極的には観ない映画にしようと思い、YouTubeで無料公開されている『湿地』と『ビッグ・バグズ・パニック』を選んだ。
『湿地』はアイスランドのミステリー、『ビッグ・バグズ・パニック』はアメリカの典型的なB級映画といった感じで、全然タイプの異なる二本ではあったけれど、どちらも楽しむことができた。『湿地』は原作の小説があり、たぶんそちらの方が面白い気がする。文字での表現がより適している内容と言うか。映画は映画で、アイスランドの暗く湿った感じが視覚的に伝わってくるところが良い。『ビッグ・バグズ・パニック』は正直全然期待していなかったが、何だかんだでシンプルに面白かった。タイトル通りの内容、典型的なキャラクターで俳優陣も知らない人ばかりだけど「こういうのでいいんだよ(by 井之頭五郎)」と思える映画だ。巨大な昆虫が突然現れた理由とか、そんなことはどうでもいいのだ。冴えない主人公が映画のラストでいい男になっていればそれで良い。
インドア生活は楽しいけれど、そろそろ(運動のためにも)外に出ないとな。散歩しよう。散歩。