不妊治療の取り組みダイジェスト

amanda
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2022年の1月から活動を開始したが、どうにも授からない。そこで2022年7月に不妊治療専門クリニックに受診することになる。 ちょうど菅元総理の肝入り政策として不妊治療の保険適用が始まったこともあり、治療を始めるには追い風の状態であった。

フルタイムで仕事をしながら不妊治療に取り組む難しさ

まず、治療は不妊の原因を突き止めるために、女性ホルモン周期に合わせて初期検査時は毎週採血のために通院が必要がある。週1で午前休みを取るなど理解のある会社でないと不可能。フルタイムで働いている会社員が不妊治療することに対しての高いハードルがある。実際にクリニックにPCを持ち込み仕事をしている方々をもいらした。自分もリモート対応でやってみたけど、集中できず速攻で断念し有給取得に振り切った。

女性側の通院の負担が重い一方で男性側は2、3回のみ通院すればOKなので負担は大きくない。ただしこれは男性側の理由による不妊の場合を除く。その場合はどうなるのかは経験してないのでわからない。

正確ではないが、2022年7月から2023年9月まで合計で25回くらい通った

不妊の原因解明のための検査

女性ホルモンの周期に合わせたホルモン数値をとるための血液検査や子宮内部の超音波検査、子宮卵管造影などを行い筋腫の場所が絶妙ということで追加MRI撮影を実施。

男性側は精子活動量の検査のみ。精子採取室には様々なジャンルもののビデオ/DVDがあるらしく帰り道に盛り上がったw レズビアン系はあるがゲイ系のものはないなど。ゲイ系も置いた方が良いと思うんだよね。自らのパーソナリティがゲイである人が異性と結婚しているケースだってあるはずだよね。

検査の結果

2ヶ月程度の検査を実施した結果、子宮内膜に接している4cm強の子宮筋腫により片方の卵管が押しつぶされているため卵子が子宮内に到達できない状態、かつ子宮を通常の3倍の大きさに膨れ上がらせてしまっていることが大きな要因かもとのことだった。手術が必要になると言われた時は結構な絶望感を味わった。まじか。

不妊治療は女性側の負担が非常に大きい。日々の仕事にも支障が出てしまうし、なにより何度も通院しその度に屈辱的な超音波検査と採血が待っているため、メンタルを病む。我が子もパートナーと不妊治療を行う場合は、パートナーのメンタルを第一に考え寄り添ってほしい。イライラしていたら美味しいご飯に連れていってあげよう。

自分の場合は、まず採卵後に筋腫手術を行い、受精胚(受精した状態の卵)を戻すことにした。

採卵(二度とやりたくない

不妊治療の取り組みの中で最も辛かったものは採卵である。12月1日から卵子を多く成長させるためのホルモン治療を2週間かけて行なったが、これが本当につらかった。もしも自分も今回の採卵で妊娠しなかったら何回もこのホルモン漬けをやらなければならなかったのか…7年かけて不妊治療を行なっている友人がいるが、本当に奥さんのメンタルが強かったんだなぁ。

2022/12/01 体外受精のためのホルモン治療スタートし、お腹にホルモンを増幅させるためのシールと、日々注射を腹に打つ日々。注射が辛い。精神が不安定になっていく。

2022/12/13に採卵を行うため9時に病院へ行き全身麻酔。採卵自体は10分程度で終わるが、全身麻酔ゆえすぐに帰ることはできず2時間程度横になってすごす。若干麻酔のせいか気持ち悪い。

やりきった自分をちゃんと褒めてあげたい。

参考資料 [ゴナールエフ皮下注ペン]

このあと手術を行い受精胚を体内に戻していくのだが、その続きは東大病院での手術編の後に記述する。

@amanda
我が子が20歳になった時、酒を共に飲みながら振り返る為の備忘録 細胞レベルから20歳になるその日まで書き続ける(予定)