2024/4/8執筆
腹の張りと痛みの増加
2月27日から36週0日となり、一歩でも歩こうものならぐっと腹が張り痛みが走るようになった。長時間歩くことはできない。自宅から駅までの距離でさえ痛みとの戦いとなる。病院まで1時間程度かかるので妊婦健診は毎回腹の張りとの戦いだった。
これは救急外来診療にかかったほうが良いのでは…?!と思うほどに腹が張り激痛が走る。おそらく前駆陣痛なるものだと予想しているが、もしもそれ以外の重大な病気だったら…?と毎回不安になっていた。毎度妊婦健診で元気に動く我が子を見て安心はするものの、次の一週間までちゃんと生きてくれているのかは毎度不安だった。
横になる、またはソファにだらしなく座っていると腹は柔らかくなり我が子はぐりぐりとダイナミックに動く。子宮は筋肉なので出来るだけ腹が張らない状態で過ごしてあげたいと思うが、家に引きこもり安静にしているとメンタルがやられてしまう。メンタル悪化ストレスで赤子に悪影響が出るのはいただけないので、適度に駅まで歩くように心がけていた。デカフェの美味しいコーヒーを出してくれるカフェ is 神。妊娠中の休息を作ってくれてありがとう。
入院日となる37週6日。最終的な腹の大きさは下記。ここに一人の人間が入っている。
自分のメンタルを支えてくれた美味しいお店
東大病院は入院患者と外来患者のどちらも同じ産科チームが診ているため、急患がでると非常に待ち時間が長くなる。13時に予約を入れても、終わるのが17時ごろということもしばしばあった。待ち時間が長いと間食もしないため、非常にお腹が空く。そこで帰りのへろへろな状態で私を支えてくれたお店を紹介しておきたい。
割烹 松浦
最初はランチで行っていたが、夜のメニューがなんともまぁ美味しそうだったので、予約もせず夜に突撃してみた。
中に入ると着物を召された女将さんが出迎えてくれる、一方自分はJetBrains Tシャツとarmのパーカーという出で立ちである。最初は『Youは本当に割烹へ…?』みたいな顔をされていた気がするが、回数をかさねるごとにめちゃくちゃ親切に身重な自分を労わってくださり、毎回何かしらのお土産をいただいていた。感謝。
和食は妊婦に食べられないものはないと思われがちだが、良い和食にはだいたい昆布(ヨウ素の過剰摂取懸念となる食材)が使われている。そのため松浦では昆布だしのものではなく、鶏がらから出汁を取った鳥雑炊、焼き魚、副菜として旬のものなど3品をいただいていた。
出産後はぜひ鰻や鱧をいただきたい。新生児連れてはいけないので、数年後。なお、写真を撮る前に食べ始める人なのでお見せできるものはない。詳細はインスタを見て欲しい。
明日の出産へ向けて
入院スケジュール。
2024/04/09 入院当日。事前の検査と懸念条項の説明
2024/04/10 帝王切開による出産
2024/04/15 母子ともに問題なければ退院
妊娠してから体重は+11.6kg増加
赤子の重さ
2024/04/09に計測したエコーでは3074g。我が子は0.001gから3000倍以上大きくなった。エコーや超音波では元気に動き回っている様子が見られているが、実際に出てくるまではわからない。(毎回エコーでしか見てないので本当に人間なのかもわからない。もしかしたらエイリアンかもしれないという感覚は抜けないw)
備忘録
36週0日 2800g
逆子のまま
お腹の張りと腹痛がこの1週間で増えた。耐えられない痛みではない
超音波ではわからないこともあるが、赤ちゃん自体は元気であり羊水の量も過不足ない
37週0日 体重聞きそびれた
NST検査も問題ないし赤ちゃんも元気
逆子が直った。左手奥に頭、背中も左向き、右上に足。相変わらず活発である
どんな子であっても、グレード5AAの最強の細胞から生まれる我が子、無事に誕生しすくすくと育ち、世の中にがりがりと爪痕をのこす人生を歩んでほしい。
願わくば、心身ともに障害なく、病気知らずな元気な子であることを。