野外珈琲セット

amano
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Twitterでコーヒーの事をつぶやいていると、たまに、突然コーヒーに目覚めるフォロワーさんがいる。まー、コーヒーのいれ方はたくさんあって、それぞれが「これが一番」って思っているから始末が悪い。なので、コーヒーについては当たり障りのないことしか言わない。おおっぴらには。

そんな中、今回は外で飲むコーヒーの「道具」にこだわる人が現れた。

まー楽しそうにいろいろ考えているみたい。俺は敢えて何も触れずに生暖かく見守る。最終的にはかなり立派な「映える」モノが完成した。うん。かっこいいね。

ちょうど俺も野外用セットをあげようかと思っていたんだけど、やめた。水差しちゃうと悪いもんね。

そのネタが宙に浮いた状態になっちゃったんで、こっちで書いておく。

うちのはこんな感じ。

前提として、ふらっと出掛けた先で飲むために、車に積みっぱなし。多くの機能を求めない。そして美味さを追求しない(笑)

実際にはもう少し増えるけど、あくまで「突然思い立って飲む」前提のセット。

中身は

・固形燃料:Esbitと専用コンロ。火力調整は出来ないけど、湯を沸かすことに特化することで小型軽量化。燃料がドイツ製なのは気化しにくいから。ニチネンの日本製のが安いし火力が強いけど、密封していても蒸発しやすくて保存性が悪い。思い立って飲もうと思っても、燃料が気化していて使えないでは始まらない。多少高くても安定性重視。下にアラミド繊維のシートを敷きステンレスバッドを逆さに。更に小さい焚火シートを敷くことで、地面への熱ダメージを軽減させている。ライターはSOTOのターボライター。カートリッジとしてCRなし100円ライターが使えるのが良い。

・ケトル:BUNDOK製の小型ケトル。四角い形状で収納しやすい。ただし容量はコーヒー1杯分しかない。普通サイズのカップ麺分の湯も沸かせないし、注ぎづらい。

・コーヒーミル:100均で1000円で売っている(笑)アウトドアコーヒーセット。ミルと金属製ロトが仕込まれていて、ミルの上下にカップが2個付いている。これだけでドリップセットが完成している。ミルもちゃんと臼歯。ロトのフィルターは金属製。カップの1つにスキッターを付けて、ドリップポットにしている。市販のワイヤースキッターでなく、ガレージメイドの「ちょいすき」を使用。シェラカップだけでなく、カップにも付けられるスグレモノ。

・豆:以前は袋に入れていたけど、潰れると豆が割れてしまうのでハードケース・・・ガラス瓶にして豆を保護している。50g(2杯分)収容。

ケース内にラージメスティンを入れ、小物入れとしている。中身はコースター(箱根で買ったお気に入り)、UJackの折り畳みスプーン、フォーク、ナイフ、箸の4点セット+使い捨てマドラー。マッチ(ケースが素敵)、スティックシュガーとミルク。スティックコーヒーとティーバッグ。お茶だって飲みたい。

ケースインケースはスペースの無駄だけど、多めの湯沸かしとか、ごはん炊いたりとか(今は炊かなくなっちゃった)に便利。プラじゃなく耐熱なのも良い。

ま、外で飲むのは雰囲気重視でいい。味はどうやったって設備の整った屋内には敵わないからね。

初記:20240214

修正:20240317