体調を崩した。それは派手に崩した。
きのうもちょっと喉が痛んだけどまあ大丈夫かなんて外に出ていたのもつかのま。朝起きて39.0の体温計の表示を見た途端、たのしみにしていた、いとこの結婚式を諦めざるをえないことを察した。
解熱鎮痛剤を飲みひたすら寝て夕方目覚めたら汗をたっぷりかいたおかげか38.0まで体温が落ち着いていた。なにか食べたり飲んだりしないとと、ふらふらしながら近所のスーパーとドラッグストアへ向かう。スーパーの店員さんに話しかけられたときに鼻声すぎて申し訳ない気持ちになる。レシートを渡すときに手に触れないようにとささっと渡される。仕方ないのだけれど、ちょっと傷つく。ドラッグストアの店員さんは病人に接することが慣れっこなのか、至ってあたりまえのように接してくれた。
帰ってインスタントカレーを食べて、OS-1を飲んだら、だいぶ気持ち的にも元気になって起きていられるようになったのでベッドでごろごろしながらイラストを描いた。
ひとりで心ぼそくて、だけど誰かに見守ってほしかったり、大丈夫?って声をかけてほしかったのだと思う。そんなイラストを描きながら、縄文人が土偶をつくるときは、こういう気持ちだったのかもしれないな、などと思った。