Blueskyを始めたきっかけを書こうとすると、どうしてもよそのSNSの不満が出てしまう。そんな、ややネガティブな理由で始めたわけだけど、今やここが我がホームタウン。毎日「ただいま〜!」ってなもんです。
こちらはBlueskyアドベントカレンダー(https://adventar.org/calendars/9443)7日目の記事です。縁あって書かせていただくことになりました。みなさん文章を書くのがお上手で、私の中のハードルが成層圏まで上がってしまった。ちょっとここでグッと下げていきますね。
今年の6月ごろに、ようやく招待コードを頂き参加することができた。2月にコードを申し込んでもずっと音沙汰がなく、まあそのうちやれるからいいかと諦めていた頃だった。
とりあえずアカウント作ってみっか!くらいの気持ちでいたのに、今やずっと慣れ親しんだよそのSNSはほとんど見なくなり、もはやこちらが日常となった。最初は知り合いゼロ。招待コードをくれた人を検索する術も持たずに降り立ち、真っ白な画面にポツンと己のpostを落とした。シー......ン......
「これ......10数年前に経験した......」
同じく知り合いゼロから始めたTwitterを追体験しているようでゾクゾクした。これこれ......この誰も私を知らない環境......たまんねえぜ。(※正確には私にコードをくれた知人は私のアカウントを把握しているわけだけど、この時はそれすら知らなかった)
最初の頃は別れた恋人への未練のごとく、かつてのTwitterを懐かしみ、変わってしまった彼を嘆き、重ねてきた年月に想いを馳せた。私たち、どこですれ違っちゃったのカナ。
みんな同じように考えていたのか、こういったことをpostすると、知らない人から“LIKE”をもらえた。私のこの未練タラタラな気持ちを肯定してもらえたように思えて嬉しかったな。
ところが数ヶ月経ち、全くあの頃の未練が消えていることに気付いた。あっちはあっち、こっちはこっち。完全に別物。Blueskyの個性が出て成長しているんだと感じる。
Blueskyユーザーには大勢の技術を持った人たちがいて、日々楽しそうなことをしている。ど素人の私には難しいことはわからないので、そういうのはこれからアドベントカレンダーの記事でも紹介してくれると思う。なのでここではそういうのは書かないけど(書けよ...)(書けないんだよ...)、技術を持たぬ私の『Blueskyのココがスキ!』を挙げてみる。
①feedがたのしい
feedに関しての説明はここでは省く。
Blueskyをやってれば、お気に入りのfeedのひとつやふたつはあると思う。閲覧はもちろんのこと、自作も簡単にできる。私は海外ユーザー含めた編み物のfeedと、誰かが餃子の話をしているだけの餃子feedを作った。
feedをフォローすれば常にその話題が流れるので、「この人のこういうpostは見たいけど、こういうのはちょっとなあ」みたいな小さなモヤモヤが出にくい。人をフォローするのではなく話題をフォローするって、ありそうでなかったのではないかな!最高!楽しい!feedが充実するとフォロー0でも楽しいのでは?
②自分が見たいものだけを表示してくれる
今やどのSNSでもおすすめユーザーやおすすめ動画やおすすめpostを表示してくる。それは親切なのかもしれない。そりゃ自分が発言していたり頻繁に見ているジャンルだからきっと興味ある内容なんだよ。けど、今そういう気分じゃないんで、って時もある。欲しい情報は自分で探したい。見たいタイミングで見たい。ちょっと不親切に思えそうな、そっけないBlueskyの仕様に安心する。
ちなみに私はフォロー数は少ないけど、①のfeedを日々眺めているのでとても賑やかなSNSとなっているよ。
③炎上を見かけない
これは、今はまだBluesky人口が少ないからというのもあるとは思うけど。でもだいぶ人数も増えてきたし炎上のひとつやふたつ、見かけそうなもんなのに、とはずいぶん大所帯のSNSに慣れ切ってしまったな。炎上を見かけないのは私のTLだけの話かもしれない。
なんていうか、殺伐としていない。フォローだけではなくてfeedを見ててもわりとみんな空の写真、季節の話、ご飯の話、仕事の話...話題は色々だけど全体的にほんわかしてるというか。これは私がフォローしてる人たちのお陰かもしれない。
SNSをやるにあたって、何かを開発するスキルを持たない私のような一般ユーザーは、どうしても受け身であることが多い。だから受け取る情報量が多すぎると疲れてしまうので、今のこのゆったりした感じがとても居心地がいい。
もちろん、いろんな機能が増えてユーザーも増え、賑やかになるのも楽しみ!私の中のBlueskyは今や『ほかのSNSからの避難先』、ではなくて『あえて選ぶSNS』になっている。
「知り合いが誰もいないから」「みんな違うSNSにいるから」としり込みしている人は、いったん入ってみてはどうでしょう。そして好みのfeedを見つけてみると、途端にハマってしまうかもよ!お気に入りのfeedが見つからなければ作ってみればいい。
そんな感じでおはようからおやすみまで、これからもよろしくお願いします!