十二国の王になる。3〜4国の元首で巡礼を行う(サミット?)。はじめは反対されるだろうが、一度やってしまえばメリットがわかるだろうとやや強行する。
何度か反対する国や民に妨害を受けるが、戦うなどして退ける。皆100年とか200年とか生きているから、落ち着いていて賢くてすごいな、私は剣を持って暴れるくらいしか能がない、と思う。
元の世界の友人も同行しているが、くれぐれも戦闘に巻き込まれないようにと念を押す。
レンタルビデオ屋と戦いになるが、どちらも犠牲者までは出ず和解する。
ここまで来ればあとは山を登るだけだ。つづら折りになっている道を先行している者たちが登っていくのが見える。元の世界の友人に預けたはずの物を他の人間が持っているのを見つけ、心配になる。
何かトラブルがあって、麒麟に乗って先行に無理矢理追いつき、戻れと叫ぶがなかなか届かない。戻りはじめると麒麟は落ちてしまう。見れば他の麒麟たちも力なく落ちていく。最後のひとりが川に沈んでいくとテロップが出る。「一行は麒麟を全員失った」
回想。あのレンタルビデオ屋の件が終わり、ハーブティ?お香?の調合を間違えたのを皮切りに、全てがうまくいかなくなった。私は差別を失くしたいんだ、と誰かに語った記憶。いつか景麒が左利きを矯正してもらえなかったと言ったのが酷く気に障った。そのためにどんな順序で何を行うか。