妹が怒りながら泣いているのを別の部屋でそれを聞いている。やがて妹がどこかへ行った気配がしたので廊下に出ると、涙が床に点々と落ちていた。僕はそれをひとつひとつ拭いていく。リビングの窓際に他より少し大きな涙の水たまりがあって、そこが終点だった。ばたばたと音を立てて、熟しすぎた枇杷の実が四つ落ちてきた。妹は死んだのだと思った。夢日記あなたが読むべきものはここにはありません