この日も軽くサイクリングしたかったので近くの室見川に行った。自宅から自転車を漕げば15分程で到着する。
室見川の川べりには、サイクリングやランニングのためのコースがあり、川を眺めながらゆったりと自転車を漕ぐことができる。
室見川を普通の車道から一旦下って、河口の方に移動してからサイクリングの道に入って自転車でだらだら川を上っていく。
川沿いを登っていく先には、油山が見える。
この日は2月ながら気温は大変暖かく、真昼には20度近い気温だった。
室見川には何度も来ているが、このときの室見川の水は比較的透き通っていてきれいだった。
川沿いを上がっていくと、木の葉モールというショッピングモールに近づいていく。このモールの近くには橋本八幡宮という神社があり、まだ一度も行っていなかったので見に行くことにした。
横断歩道に面した所に神社の入口がある。
周りには住宅があり木などはあまり生えていないが、ここの神社内にだけ木が生い茂っている。
狛犬が鎮座しており、入口がしめ縄などで飾ってはあるものの、社殿はあまり神社っぽい建築ではない。
社殿の中を覗くと、天井には不思議な円形の飾りがあった。
看板に書いてある所によると、1400年代に建立された歴史のある神社のようだ。
神社に木が植えてあることはよくあるが、ここの場合背の高い木がたくさん生い茂っていて小さな森のような景観を作っている。
社殿の周りにも散歩道のような小さな道があって気持ちが良い。
神社の一角に、戦没者慰霊碑が建てられている。
石碑を見ると、日清戦争からの橋本出身の戦没者が記名されていた。
この他にも小さな神社がいくつか併設されている。
陶器で作られた小さな祠もある。
稲荷大明神が祀ってある祠には、なんと福岡藩主三代目の黒田光之が生まれた際の胎盤が納められているらしい。400年近く経ってカラカラに干からびた胎盤が眠っているんだろうか。
幸(しあわせ)神社というなにか俗っぽい名前の小さな神社もあった。どういった経緯で建立されたのか。
一通り散策して満足したので、神社を後にした。
小腹がすいたので帰りに大砲ラーメンでミニサイズのラーメンを食べて帰った。
おしまい。