死ぬのが怖い。随分昔からそうだった。ふとした時に考えてしまい、パニックになってしまう。どうにかそれを抑えようと「あ!!!」と声を上げるようにすると脳が一瞬真っ白になる。こうして抑えてるうちに、死ぬ事が不安になると声が漏れるようになった。この話は多分誰にもしていない。
数年前に身体を壊した。心を半分くらいやった。半分以上かもしれないが。それから、死にたい気持ちが付き纏うようになった。理由のない憂鬱が身体を抑えつけ、希死念慮を与えてくる。あの時の脳が、死を逃避の1つの手段として覚えている。
それなりになった今、私の脳内には死に対して相反する感情が同居している。死にたい気持ちが1つあるならば、死にたくない気持ちが3つある。だからか今も死のうと実行せずに生きている。結局、全てが怖いのだ。
私の日常から死を遠ざける事は無いかもしれないが、死期が近づいたら忘れさせて欲しいと常に願っている。どうであれ、今は日々が穏やかでありたい。