最初気づいてなかった。
もちろん「公式」は、現時点では何も云ってない。受け取る側が勝手に「AとSだ」「イニシャルだ」って解釈してるだけで、ほんとのことは分からない。
哀惜や惜別、祈りを勝手に感じて涙をこぼしたって、まあいいよね。
『異空』、買ってても長いこと聴けてなかった。今聴くと、あまりに心の奥底を掻かれて生々しく血を流すのが分かる感じで、なかなか辛い。『スケアクロウ』『太陽とイカロス』『さよならシェルター』大好きです。何気に私、ヒデの曲で好きなの増えたなとか。大人になったのかもしれないなとか。それにつれても今井さんとヒデのこれだけ方向性が違う世界観を個々で保ちながら、ずっとひとつのバンドとしてやってきたの、ほんとすごい。うん惚気です。
予言してたり、悟ってたとか云いたくない。今まで積み重ねてきたものが結実した、最新で最高のアルバムになったというだけの話なんだろうな。勝手に意味や解釈を付け足すのは受け取り手の勝手だけど、でも、あっちゃんも、四人も、また「次」も「五人の最高傑作」であることを疑ってなくて、その時点での全力を注ぎこんで繊細に編み上げたアルバムであることだけは、揺らぐことのない事実だ。
それにつけても刻み付けてくれるなあ! 痛い痛い痛い、忘れてなんかやるもんか。大好きだよ。