ネタバレに抵触するためSNSには書けないので、ここに書く。
十角館は「えぇ!?」という新鮮な驚きがあるミステリーだったように思うけど、こちらはこちらで練られたミステリーだったように思う。
そういえばミステリーなのか、ミステリなのか人によって表記違いますよね。サーバーとサーバみたいな。どっちでもいいのですが、ミステリの方が印象がかっこよくはあるか…(主観)
閑話休題。
順番を間違えて、迷宮館を読んでから水車館を読んだというのもあって、現代紀一氏が自分のことを「紀一」だと肯定してないんだよな〜とは早々に気付いてはいた(作中で会話以外で語ってる私=藤沼紀一という記述はなかったように思う)
でも昨今では仮面をかぶり、車椅子に乗り、声が嗄れてるという状況は入れ替わりを疑うというのはミステリー界では定石になりつつあるのかもしれない(ほんとに?)
読み慣れた上で読んだから犯人についてはやっぱりな、ではあったものの(これは迷宮館にも言えるが)、読了後の満足感がすごくてすごい(???)
クローズドサークルって限界感あっていいよね。トリックも丁寧でいい。
今の所、迷宮館が好きかな…シンプルに怖かったし。
次は人形館を読みます。