なにを提供したいのか

さて、これはECサイトを立ち上げる際にポエムを書くと思うんだけどその下書き的なもの。

なぜ珈琲豆を焙煎して売ろうと思ったのか。元々コーヒーが好きだし、10年前に一度とあるイベントで出店したこともあったりして、何かしらで関わりたいなという淡い気持ちを持っていた。

自分は珈琲豆の販売を通じて、スロウライフスタイルを売りたいんだと理解している。葉山に住んでかれこれ4年近く経つが、理想なスロウライフがそこにある気がしている。そこには山があって海があって時間がゆっくりと流れていて、また地方独特のチェーンストアが少なく紋切り型の地方都市ではない。またカルチャーもあっておしゃれなお店が多いしみんながこの街で暮らすことを望んで生活している。なおかつ、東京に通えなくもない距離感でちょうどよいバランスを実現している。そんな街だ。

そんな街の暮らしにコーヒーはかかせなくて、家ででも良いし外の空気を感じながら飲むコーヒーは格別の味と満足感をもたらせてくれる。自分が作る珈琲豆はしっかりとそのエッセンスを詰め込みたい。

とはいえそれって珈琲豆だけでどうにかできるものでもないし、視覚・嗅覚・聴覚といった味覚以外でどのような価値を提供できるかが大事そうだと思えてきた。コーヒーを飲みながら一緒に見てもらいたい動画とか文章を提供するとか、、、何かしらで葉山のスロウライフの良さをプロダクトに込めていく必要がある。

そんなことを考えながら山の中を走っていた日曜の朝のこと。