年の瀬のそわそわしている感がなんか好き。
イベントが多くなり、いつもの日常を過ごしているようでどこか浮き足立っている感じ。忘年会という、お酒が入ってどこかエモくなりがちな飲み会。クリスマスや大晦日などの一年を締めくくる行事。みんなが年の瀬を楽しむモードに入って満喫している感じがほっこりして好きだ。
歴史が好きで色んな地域の歴史書を読むが、形は違えどどの国も祭事を大事にしている。繰り返しで変わり映えのない日々を過ごしている人々にとって、無礼講で羽目を外せる祭りはなくてはならないものだったのだろう。そして為政者側も祭事の重要性を認識していたのだろう。
現代はエンタメが多様化して、みんなが同じ方向を向いて楽しめる行事が少なくなった。しかし、年末年始のイベントは国民的な行事が比較的多めだと思う。みんなが休んで、各々の大事な人と美味しいものを食べ飲みしながら一年を振り返り、「良いお年を」と言って次の年の幸せを願う。そんな優しさや余裕が世間に溶け合う空間が生まれるのが、年末の良さなのだろう。
私にとっての国民的行事は圧倒的に有馬記念なので、血眼で3連単を買い、爆死してこようと思います。