酔っ払った時についついラーメンを買ってしまっていたのだが、最近はアイスを買うようにしている。
それが健康に対してどれほどの好影響を及ぼしているのかはわからないのだが、少なくとも自分自身としては「流石にラーメンよりはマシだろうな....」という気持ちになっているので良い習慣になっていると信じたい。
この変化のきっかけは、何を隠そうマッチングアプリである。あまりにも彼女ができなかったので年始から数ヶ月マッチングアプリをやっており、そこで仲良くなった女性からコンビニアイスの素晴らしさを熱弁されたことがきっかけだ。
その女性とは結局付き合わず今はもう連絡も取っていないが、コンビニでアイスを見るたびにうっすらその人のことを思い出す。何気ない会話の中で、その女性はただ自分の好みで熱弁した「アイスが好き」という情報が自分の生活の一部を変容させたのだ。
このように、何気ない会話が自分の記憶に強烈に残っているという出来事は他にもある。自分が宝物のように大事にしている言葉として、中学校の時に友達が言ってくれた「君はなんか他の人と違うオーラがあるよね」という言葉がある。
その友達はその場で何となく思ったから口に出したというだけかもしれないが、「他人と違った個性を持った自分でいたい」という思春期真っ只中の自分には十分すぎる救いの言葉で、今もなお鮮明に記憶に残っている。
このように、意外と人間は他者との交わりの中で安易な気持ちで発した言葉に良くも悪くも引っかかり、囚われたり元気を貰ったりすることがあるだろう。なので、自省としてはどんな人との交流も誠実に接しよう、そしてなるだけポジティブな言葉を使おうと思った。
全てのマッチングアプリで出会った女性に幸あれ。