駅で電車を待っていたら、切符を指しながら英語で、どこで列車を待てばよいのか、どの列車に乗ればよいのかを聞かれた。分かりやすくゆっくりと発音してくれたのもあって、何を聞かれているのかわかって、拙い英語ながらそれでもちゃんと案内できた。普段使わない電車で自分もよく分かっていなかったから、ホームを歩いて切符で指定された乗降口を探して内心ドキドキしながら対応した。
英語を聞き取れたことと、案内できたことが嬉しかった。小さなことかもしれないけど、役に立てたのが嬉しくて小さな自信になった。聞かれた側なのに、気づいたら声をかけてくれたことに心のなかで感謝していた。
英語を読むこと、聞くことはまだいいのだけど、英語で話すのは苦手だ。そもそも人と話すのがそんなに得意ではない。オンライン英会話に挑戦して、そもそも日本語でも知らない人と話すのは苦手だったことを思い出したくらい。
でも簡単な道案内ぐらいだったら、なんとかなることが分かった。小さな発見と自信。